映画『バックルームズ』はこんな話
- 『バックルームズ』は、ネット発の都市伝説「The Backrooms」を原案にしたA24製作のホラー映画です
- 家具店経営者クラークが店の地下から迷い込む、黄色い壁紙の部屋が延々と続く異空間が舞台です
- 日本公開は2026年9月4日。上映時間は126分です
- 2026年9月時点で、主要VODサービスでの配信は確認できていません(劇場公開中)
「バックルームズって最近よく聞くけど、結局どんな話なの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。この記事では、ネタバレなしのあらすじから、元ネタとなった都市伝説、気になる配信状況までまとめて整理していきます。物語の核心に触れる結末部分は見出しを分けているので、安心して読み進めてください。
作品基本情報
まずは作品の基本情報を整理しておきます。
| 原題 | Backrooms |
| 日本公開日 | 2026年9月4日 |
| アメリカ公開日 | 2026年5月29日 |
| 監督 | ケイン・パーソンズ |
| 脚本 | ウィル・スーディック |
| 出演 | キウェテル・イジョフォー、レナーテ・レインスヴェ、マーク・デュプラス、フィン・ベネット、ルキタ・マックスウェル |
| 音楽 | エド・ファン・ブリーメン、ケイン・パーソンズ |
| 製作会社 | A24 |
| 配給 | A24(米)、ハピネットファントム・スタジオ(日) |
| 上映時間 | 126分 |
| 製作国 | アメリカ合衆国 |
監督のケイン・パーソンズは、もともとインターネット上で「The Backrooms」シリーズを公開していた映像クリエイターです。今回の映画版は、ネット上で広がった「バックルームズ」という概念をベースにしながら、独立した長編ストーリーとして構成されている点が特徴です。約30,000平方フィート(約2,000平方メートル)にもおよぶセットが組まれ、映像制作にはBlenderも活用されたと伝えられています。
あらすじ(ネタバレなし)
1990年6月18日、家具店を経営するクラークは、店の地下で現実には存在しないはずの奇妙な空間に迷い込んでしまいます。そこは黄色い壁紙と蛍光灯に照らされた部屋、そしてどこまでも続く迷路のような廊下が広がる異空間でした。クラークはそこで、正体のわからない怪異に次々と遭遇していきます。
物語が進むにつれて、クラーク本人だけでなく、彼のセラピストであるメアリー・クラインをはじめ、彼に関わる人々もこの異空間に巻き込まれていきます。「現実の裏側」に足を踏み入れてしまったら、はたして元の世界に戻れるのか。閉じ込められた空間から抜け出そうとする人々の姿が、映画の軸になっています。
派手なジャンプスケアで驚かせるタイプのホラーというよりも、「出口の見えない空間に迷い込んでしまう」という状況そのものが恐怖の中心になっている作品です。ネット上の画像1枚から広がった都市伝説を、実際に体験しているような感覚で描いているところが大きな見どころといえそうです。
元ネタの都市伝説「The Backrooms」とは
映画のタイトルにもなっている「バックルームズ(Backrooms)」は、もともとインターネット発の都市伝説・怪談ジャンルの一つです。ここでは、映画を観る前に知っておくと楽しめる元ネタの背景を整理します。
2019年、匿名掲示板から始まった黄色い部屋の画像
バックルームズという概念は、2019年に海外の匿名掲示板「4chan」の超常現象板に投稿された1枚の画像がきっかけだとされています。黄色い壁紙とカーペット、蛍光灯に照らされた誰もいない部屋の写真に「現実からうっかり”壁抜け”してしまうと、こういう場所に迷い込む」という趣旨のキャプションが添えられ、それが瞬く間に広まりました。
ネットミームとして拡大した「共有世界」
1枚の画像から始まったバックルームズは、その後世界中のユーザーが独自の設定を書き足していく「共有世界(シェアード・ワールド)」として拡大していきました。「レベル」と呼ばれる階層構造や、そこに潜む存在(エンティティ)の設定などが有志によって積み重ねられ、SCP財団のような膨大な裏設定を持つジャンルに育っています。今回の映画は、この共有世界の設定そのものではなく、監督ケイン・パーソンズが手がけてきた映像シリーズの世界観をもとに、独自の長編ストーリーとして再構成された作品です。
『バックルームズ』はどこで見れる?配信状況
「配信で観たい」という方も多いと思いますが、結論からお伝えすると、2026年9月時点ではまだ配信でのお目見えはありません。ここでは編集部が確認した配信状況を詳しく解説します。
現在の配信状況(2026年9月時点)
| サービス | 配信状況 |
|---|---|
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編集部で各サービスの公式ページおよび動画配信の横断検索サイトを確認しましたが、2026年9月24日時点で『バックルームズ』を配信しているサービスは見つかりませんでした。日本公開(2026年9月4日)からまだ日が浅く、現在は劇場公開が中心の段階です。

今後の配信の見通し
配信開始の具体的な時期は、本記事の執筆時点で公式発表されていません。一般的に劇場公開作品がVODで観られるようになるまでには数ヶ月ほどかかることが多く、配給元がA24作品であることを踏まえると、今後U-NEXTやAmazon Prime Videoなどでの展開が期待されるところです。ただし、これはあくまで一般的な傾向にもとづく見立てであり、確定した情報ではない点にご注意ください。配信が決まり次第、本記事も更新していきます。
配信が始まるまでの間、他の洋画ホラー作品を探してみたいという方は、Netflixで配信中の洋画をまとめた記事もあわせてチェックしてみてください。


結末・ネタバレ考察
まだ鑑賞前の方は、この見出しは読み飛ばしてください。
国内の考察記事によると、物語の終盤でクラークは、自身の怒りや責任から逃げ続けてきた感情が具現化した怪物「キャプテン・クラーク」に飲み込まれてしまう展開が描かれているとされています。一方のメアリーは、バックルームズから脱出できたように見えたものの、実は「Async社」という謎の研究機関の施設に囚われていた、という結末が伝えられています。バックルームズという空間がメアリーの記憶までも複製し、無限に拡張し続けるという不穏な余韻を残して物語は幕を閉じるようです。
「脱出できたと思ったら、実はもっと大きな仕組みに取り込まれていた」というオチは、都市伝説としてのバックルームズが持つ「終わりのなさ」というテーマをそのまま体現しているとも言えそうです。安易な救済で締めくくらない後味の悪さを、あえて狙って描いている印象を受けます。
評価・感想は?SNS・レビューサイトの声
公開直後のレビューを編集部で確認したところ、評価が分かれつつも、雰囲気作りの部分では高く評価されている印象です。
好意的な声として多いのが、現実から「壁抜け」した先に広がる無限の空間を、映像として説得力たっぷりに作り込んでいる点への評価です。YouTuber出身という監督ケイン・パーソンズの経歴を踏まえると、映像シリーズ時代から培った空気感の作り方が長編でも活きている、という見方もできそうです。一方で、物語後半の展開が急に感じられる、設定を詰め込みすぎているといった指摘も見られ、賛否が分かれるタイプの作品という印象です。参考までに、MOVIE WALKER PRESS上のレビュースコアは5点満点中3.6(2026年9月24日時点・119件)でした。
編集部としては、閉塞的な空間で恐怖が積み重なっていく構成は、以前『ミッドサマー』を観たときに感じた「逃げ場のない状況にじわじわ追い詰められる」感覚と近いものを感じます。ジャンプスケアに頼らず、状況そのものの不気味さで観客を追い詰めるタイプのホラーが好きな方には、見応えのある一本になりそうです。
似ている作品が気になる人へ
「出口の見えない空間」「抜け出せない恐怖」というテーマに惹かれた方には、都市伝説や実話をモチーフにした他のホラー作品もおすすめです。VOD TIMESでは、実話がベースになったホラー映画『サリー 死霊と戯れる少女』の配信状況やあらすじもまとめています。あわせてチェックしてみてください。


よくある質問
- 映画『バックルームズ』はどこで配信されていますか?
-
2026年9月24日時点で、U-NEXT・Netflix・Amazon Prime Video・Disney+・Huluなど主要VODサービスでの配信は確認できていません。現在は劇場公開が中心です。配信開始時期は本記事執筆時点で未発表です。
- 『バックルームズ』に原作はありますか?
-
小説や漫画といった原作はありません。監督のケイン・パーソンズがインターネット上で公開していた短編映像シリーズ『The Backrooms』が着想元になっており、そこからオリジナルの長編ストーリーとして再構成されています。
- 上映時間はどれくらいですか?
-
126分です。日本公開は2026年9月4日、配給はハピネットファントム・スタジオです。
- 「バックルームズ」の都市伝説は実話なんですか?
-
実話ではありません。2019年に匿名掲示板「4chan」に投稿された1枚の画像から始まったインターネットミームで、その後世界中のユーザーが設定を書き足しながら広がっていったフィクションの都市伝説です。
本記事は2026年9月24日時点の情報にもとづいて作成しています。配信状況や公開情報は変更になる場合がありますので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。


















