「映画『ザ・ファブル』はひどい」という感想をネットで見かけて、観るかどうか迷っている方もいるのではないでしょうか。結論からお伝えすると、映画.com・Filmarksいずれのレビューサイトでも平均評価は5点満点中3点台後半で、「ひどい」と断じられるほどの低評価ではありません。ただし、原作漫画のファンを中心に「キャラクターの解釈が違う」という声が根強くあるのも事実です。この記事では、なぜ「ひどい」と言われるのか具体的な理由と実際の評判、続編の評価、そしてどこで配信されているかまで、編集部が2026年9月時点の情報をもとにまとめました。
映画『ザ・ファブル』はひどい?結論と評判の真相
- 「ひどい」という評判の中心は原作漫画ファンによる「キャラクターの解釈違い」です
- 映画.com(3.4点/548件)・Filmarks(3.6点/117,316件)とも5点満点中3点台後半で、酷評というほどの数字ではありません
- 原作を知らずに観た人からは「普通に楽しめた」「アクションが良かった」という声も多く、原作の既読・未読で評価が分かれる傾向があります
- 続編『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』は映画.comのスコアが第1作を上回っており、シリーズを通しての評価は改善しています
映画『ザ・ファブル』は、南勝久による同名漫画(週刊ヤングマガジン連載)を原作に、2019年6月21日に公開された実写映画です。裏社会で「ファブル」と呼ばれた凄腕の殺し屋が、組織のボスから「1年間、誰も殺さず一般人として暮らせ」と命じられ、偽名を与えられて大阪へ移住するところから物語が始まります。監督は江口カン、主演は岡田准一が務め、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、佐藤浩市など豪華なキャストが脇を固めました。上映時間は123分、興行収入は17.7億円(日本映画製作者連盟発表)です。
ヒットはしたものの、原作ファンの一部からは公開当初から厳しい声も上がっていました。次の章から、具体的にどんな理由で「ひどい」と言われているのかを見ていきましょう。
『ザ・ファブル』が「ひどい」と言われる具体的な理由
複数のレビューサイトやSNS上の声を編集部で確認したところ、批判的な意見には主に次のようなパターンが見られました。
- キャラクターの性格・言動が原作と違う: 原作の「ファブル」は感情をほとんど表に出さない飄々とした人物だが、映画版は人間味のある動き・リアクションが増えている
- コメディ色が強くなった: 原作の緊張感のある空気感に対し、映画版はコメディ要素が前面に出ている
- ストーリー展開が駆け足: 上映時間の制約でエピソードが圧縮・省略されており、テンポが速く感じられる
- アクション演出への賛否: 派手なアクションを評価する声がある一方、原作特有の「間」が薄れたと感じる声もある
キャラクター解釈・演出への違和感
もっとも多く見られたのが、原作漫画に描かれたキャラクターの性格・言動と、映画版の描写にギャップを感じるという意見です。原作の「ファブル」は感情をほとんど表に出さない、飄々とした殺し屋として描かれていますが、映画版ではコメディ要素が強調され、より人間味のある動きやリアクションが増えています。この方向性の違いを「原作の空気感が薄れた」と受け取るファンがいる一方、上映時間の制約から原作のエピソードを圧縮・省略せざるを得なかった事情もあり、ストーリー展開が駆け足に感じられるという指摘も見られました。
SNS上の否定的な声
SNSや口コミサイトでは「原作の方が面白かった」「思っていたキャラクター像と違った」といった意見が目立ちます。特に、原作で人気の高いキャラクターの見せ場が映画版では短くまとめられている点や、アクションシーンの派手さが増した分、原作特有の「間」のようなテンポ感が薄れたと感じる声が多い印象です。ただし、これらの声の多くは原作既読者からのもので、原作を知らない人からの感想とは温度差がある点には注意が必要です。
一方で「面白い」「意外と良かった」という声も
批判的な意見がある一方で、「ひどい」という評判だけが独り歩きしているとも言い切れません。映画.com・Filmarksのレビュー点数を見ても、決して低い数字ではないためです。編集部では2026年9月時点で両サイトのレビュー点数を実際に確認し、以下の表にまとめました。
| サイト | 『ザ・ファブル』 | 『殺さない殺し屋』 |
|---|---|---|
| 映画.com | 3.4点(548件) | 3.9点(474件) |
| Filmarks | 3.6点(117,316件) | 3.7点(54,771件) |

アクション・キャストを評価する声
肯定的な意見でもっとも多いのが、アクションシーンの完成度への評価です。主演の岡田准一自身がファイトコレオグラファーの一人としてクレジットされており、殺陣や体術の作り込みに定評があります。「アクションのキレがすごい」「岡田准一の身体能力に圧倒された」といった声が多く見られました。木村文乃、山本美月、柳楽優弥、佐藤浩市といったキャスト陣の演技を評価する声も目立ちます。
原作未読者からの評価
原作漫画を読んだことがない状態で映画から入った人からは、「普通に楽しめた」「単体の娯楽アクション映画として面白い」という評価が比較的多く見られます。前述のとおり、否定的な意見の多くは原作既読者から出ているため、原作の予備知識なしで観る場合と、原作のイメージを強く持って観る場合とで評価が分かれやすい作品と言えそうです。
『ザ・ファブル』は原作漫画とどう違う?
「ひどい」という評判の根本には、原作漫画との描写の違いがあります。映画版は原作漫画の第1巻から第7巻69話までを123分に収めており、単純計算でもかなりの圧縮が行われていることがわかります。
具体的な改変ポイント
制作陣は原作ファンに納得してもらうことを念頭に置きつつも、上映時間の都合上ストーリーラインの変更を余儀なくされ、キャラクターの軸だけは変えないよう調整したことを明らかにしています。具体的には、複数のエピソードをまとめたり、一部のキャラクターの掘り下げを短くしたりといった編集が行われており、これが「駆け足に感じる」「キャラクターの内面描写が薄い」という感想につながっているようです。
こうした「尺の制約による改変が原作ファンの評価を分ける」という構図は、他の実写化作品でもしばしば見られるテーマです。原作との違いが話題になった作品については、以下の記事もあわせてチェックしてみてください。


続編『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の評価は?
2021年6月18日に公開された続編『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』は、原作漫画の第7巻70話から第13巻の「宇津帆編」を映画化した作品です。監督は前作に続き江口カン、岡田准一に加えて堤真一、平手友梨奈、安藤政信らが新たに参加しました。上映時間は131分、興行収入は14.2億円です。
| 『ザ・ファブル』(第1作) | 『殺さない殺し屋』(続編) | |
|---|---|---|
| 公開日 | 2019年6月21日 | 2021年6月18日 |
| 上映時間 | 123分 | 131分 |
| 興行収入 | 17.7億円 | 14.2億円 |
| 映画.com評価 | 3.4点 | 3.9点 |
| Filmarks評価 | 3.6点 | 3.7点 |
興行収入だけを見ると前作をやや下回っていますが、映画.comのレビュー点数は3.4点から3.9点へと上昇しており、Filmarksでもわずかに点数が伸びています。1作目で「原作とのギャップ」に戸惑った層が離れた可能性がある一方で、映画オリジナルの見せ方として作品を評価する声が増えたとも読み取れる結果です。編集部としては、シリーズを重ねるごとに「実写版ザ・ファブル」としての完成度が上がっていった、という見方が数字からも裏付けられると感じています。
映画『ザ・ファブル』シリーズはどこで配信されている?視聴方法まとめ
実際に観て評価を確かめてみたいという方向けに、2026年9月時点での配信状況をまとめました。『ザ・ファブル』『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』とも、複数の主要VODで見放題配信されています。
| サービス | 配信形態 | 備考 |
|---|---|---|
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見放題 | 両作品とも会員特典対象 |
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見放題 | 両作品とも対象 |
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見放題 | 両作品とも対象 |
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見放題 | 両作品とも対象 |
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見放題 | 両作品とも対象 |
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見放題 | 両作品とも対象 |
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レンタル | 都度課金(ポイント購入) |
月額料金は各サービスとも改定される可能性があるため、この記事では概算表記にとどめています。最新の料金は各公式サイトでご確認ください。なお、Disney+・dアニメストア・ABEMAプレミアム・WOWOWオンデマンドについては、2026年9月時点の編集部調査では配信を確認できませんでした。上記の見放題サービスであれば『ザ・ファブル』『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』とも同じサービス内で視聴できるため、シリーズを一気に観たい方は1つのサービスで両作品をまとめて楽しめます。
すでにAmazon Prime Videoを契約している方は、追加費用なしでそのまま両作品を視聴できます。まだ契約していない方は、無料体験を使って視聴を試すこともできます。
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よくある質問
- 映画『ザ・ファブル』はなぜひどいと言われているのですか?
-
主な理由は、原作漫画とのキャラクター解釈・ストーリー展開の違いです。上映時間の制約から原作のエピソードを圧縮したことで、原作既読者を中心に「駆け足に感じる」「キャラクター像が違う」という声が上がっています。ただし映画.com・Filmarksの平均評価は5点満点中3点台後半で、数値としては極端に低い評価ではありません。
- 続編『殺さない殺し屋』の方が評価は高いのですか?
-
映画.comのレビュー点数では、第1作の3.4点に対し続編は3.9点と上回っています。Filmarksでも続編がわずかに高い点数です。興行収入は第1作の17.7億円に対し続編は14.2億円とやや下回っていますが、レビュー点数だけを見ればシリーズを重ねるごとに評価が上がっている傾向が見られます。
- 原作漫画とはどれくらい違うのですか?
-
第1作は原作漫画の第1巻から第7巻69話までを123分に凝縮しており、キャラクターの内面描写や一部エピソードが短縮・省略されています。制作陣はキャラクターの軸を変えないよう配慮したとインタビューで述べていますが、原作の情報量をそのまま映像化することは尺の都合上難しく、これが評価の分かれ目になっています。
- 映画『ザ・ファブル』はどこで配信されていますか?
-
2026年9月時点で、Amazon Prime Video・U-NEXT・Hulu・Netflix・DMM TV・TELASAで見放題配信されています。FODではレンタル(ポイント購入)での視聴が可能です。正確な価格は公式サイトでご確認ください。詳細は本記事内の配信状況比較表をご確認ください。
まとめ
映画『ザ・ファブル』が「ひどい」と言われる背景には、原作漫画とのキャラクター解釈・ストーリー展開の違いがあります。特に原作既読者からは駆け足な展開への不満が目立ちますが、映画.com・Filmarksともに平均評価は3点台後半で、数字の上では決して酷評されている作品ではありません。原作を知らずに観た人からはアクションシーンの完成度を評価する声も多く、続編『殺さない殺し屋』ではレビュー点数がさらに上昇しています。



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本記事は2026年9月時点の情報です。配信状況・料金は変更になる場合がありますので、最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。












