『ポケモン』映画ランキング|興行収入で見る歴代人気作

「ポケモン映画って結局どれが1番人気なの?」「これから観るならどの作品から観ればいい?」——歴代23作(2作同時公開作を1本ずつ数えると24作)にもなるポケモン映画シリーズは、選ぶだけでも一苦労ですよね。この記事では、話題性や好みに左右されにくい興行収入という客観的な数字を基準に、歴代ポケモン映画をランキング形式で紹介します。あわせて、映画賞やファン投票で評価が高かった作品、2027年公開予定の新作情報、気になった作品をすぐに観られる配信状況もまとめました。

📌 結論(2026年9月時点)
  • 歴代ポケモン映画で興行収入1位は、1998年公開の第1作『ミュウツーの逆襲』(72.4億円)
  • 2位は『幻のポケモン ルギア爆誕』(64.0億円)、3位は『ディアルガVSパルキアVSダークライ』(50.2億円)
  • 2020年の『ココ』以来新作が無かったが、2027年に約7年ぶりの新作『ポケモン:ワイルドカード』が公開予定
  • ランキング上位作は複数のVODで見放題配信されている(詳細は本文の配信状況まとめを参照)
目次

ポケモン映画は全23作!歴代ランキングの決定基準

劇場版ポケットモンスターは、1998年公開の『ミュウツーの逆襲』から2020年公開の『ココ』まで、公式には通算23作目まで製作されています(日本映画製作者連盟「日本映画産業統計」および興行通信社「CINEMAランキング通信」のデータに基づく)。ただし14作目にあたる『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』『白き英雄 レシラム』は2作同時公開のため、単体の映画数としては24作品になります。

「面白い」「感動する」といった感想は人によって大きく分かれるため、この記事では誰にとっても同じ基準で比較できる興行収入を軸にランキングを作成しました。人気投票やSNSの声を集計する方法もありますが、投票期間や参加者層によって結果が変わりやすいという弱点があります。興行収入であれば、公開当時にどれだけ多くの人が実際に映画館に足を運んだかがそのまま数字に表れるので、編集部としては最も比較しやすい指標だと考えています。

なお、投票やファンの評価が高い作品も気になりますよね。そちらは後述の「感動する・評判の高いポケモン映画」で、アカデミー賞へのエントリーや映画賞受賞、ファン投票の結果をもとに紹介しています。

ポケモン映画 歴代人気ランキングTOP10(興行収入ベース)

公開当時の興行収入をもとに、歴代ポケモン映画のTOP10をまとめました。出典は日本映画製作者連盟「日本映画産業統計」および興行通信社「CINEMAランキング通信」です(興行通信社 歴代ランキング)。

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順位タイトル公開年興行収入
1ミュウツーの逆襲1998年72.4億円
2幻のポケモン ルギア爆誕1999年64.0億円
3ディアルガVSパルキアVSダークライ2007年50.2億円
4結晶塔の帝王 ENTEI2000年48.5億円
5ギラティナと氷空の花束 シェイミ2008年48.0億円
6アルセウス 超克の時空へ2009年46.7億円
7七夜の願い星 ジラーチ2003年45.0億円
8裂空の訪問者 デオキシス2004年43.8億円
9ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム2011年43.3億円※
10ミュウと波導の勇者 ルカリオ2005年43.0億円

※9位の『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』『白き英雄 レシラム』は2作同時公開のため、興行収入は2作合算の数字です。1作あたりの単独興行収入は公式に区分されていません。

第1位:ミュウツーの逆襲(1998年)

興行収入72.4億円で歴代1位に立つのが、シリーズ記念すべき第1作『ミュウツーの逆襲』です。人間の手によって生み出されたポケモン・ミュウツーが、自らの存在意義に苦悩し人間への復讐を試みる姿を描いた作品で、ゴールデングロス賞の日本映画部門最優秀金賞を受賞しています。シリーズ初期の勢いをそのまま数字に落とし込んだ、まさに歴代No.1にふさわしい実績です。

第2位:幻のポケモン ルギア爆誕(1999年)

第1作に続く1999年公開の第2作は、興行収入64.0億円を記録しました。幻のポケモン・ルギアと、伝説のポケモン・ホウオウが登場する物語で、シリーズ初期特有のスケール感の大きさが評価されています。1998年・1999年と2年連続で高い興行収入を記録したことが、その後のシリーズの安定した人気につながったと言えそうです。

第3位:ディアルガVSパルキアVSダークライ(2007年)

ゲーム「ダイヤモンド・パール」と連動した第10作は、興行収入50.2億円で歴代3位にランクイン。時間を司るディアルガと空間を司るパルキアという伝説のポケモン同士の対決を描き、シリーズ中盤にして再び興行収入を大きく伸ばした作品です。ゲームとのタイアップがしっかり数字に結びついた好例と言えます。

第4位:結晶塔の帝王 ENTEI(2000年)

2000年公開の第3作は興行収入48.5億円を記録し、第1作『ミュウツーの逆襲』と並んでゴールデングロス賞日本映画部門最優秀金賞を受賞しています。幻のポケモン・エンテイをめぐる物語で、シリーズ初期3作が軒並み高い興行収入を記録していることがよく分かる1本です。

第5位:ギラティナと氷空の花束 シェイミ(2008年)

「ダイヤモンド・パール」シリーズ第2作となる本作は、興行収入48.0億円で歴代5位です。異世界を司るポケモン・ギラティナと、幻のポケモン・シェイミが登場する物語で、前作『ディアルガVSパルキアVSダークライ』の勢いをそのまま維持したヒット作になっています。

第6位:アルセウス 超克の時空へ(2009年)

「ダイヤモンド・パール」シリーズ完結作にあたる本作は、興行収入46.7億円を記録しました。全てのポケモンを生み出したとされる伝説のポケモン・アルセウスが主軸となる物語で、3年連続でシリーズ中でも上位の興行収入を維持した実績があります。

第7位:七夜の願い星 ジラーチ(2003年)

「アドバンスジェネレーション」シリーズ第1作となる本作は、興行収入45.0億円で歴代7位。幻のポケモン・ジラーチが登場する物語で、ゴールデングロス賞日本映画部門優秀銀賞を受賞しています。2022年の「25周年ポケモン映画祭」ではファン投票で選ばれた歴代TOP3にも入った作品です。

第8位:裂空の訪問者 デオキシス(2004年)

宇宙から飛来したポケモン・デオキシスの脅威を描いた本作は、興行収入43.8億円を記録。「アドバンスジェネレーション」シリーズの中でも高い動員を記録した作品で、シリーズが安定した人気を保っていたことがうかがえます。

第9位:ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム(2011年)

「ベストウイッシュ」シリーズ第1作は、幻のポケモン・ビクティニと、伝説のポケモン・ゼクロム(または白き英雄 レシラム)を軸にした物語です。2作同時公開という特殊な形式で興行収入43.3億円(2作合算)を記録しました。同じ物語を異なる伝説のポケモンの視点で楽しめる、シリーズでも珍しい構成の作品です。

第10位:ミュウと波導の勇者 ルカリオ(2005年)

「アドバンスジェネレーション」シリーズの1作である本作は、興行収入43.0億円を記録しました。幻のポケモン・ミュウと、波導のポケモン・ルカリオの共闘を描いた物語で、TOP10入りを果たすだけの安定した人気を集めた作品です。

「TOP10以外の作品も含めて、公開順に全部見たい」という方向けに、全23作品を公開年順にまとめました。

全23作品を公開年順で見る
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通算タイトル公開年興行収入
1ミュウツーの逆襲1998年72.4億円
2幻のポケモン ルギア爆誕1999年64.0億円
3結晶塔の帝王 ENTEI2000年48.5億円
4セレビィ 時を超えた遭遇2001年39.0億円
5水の都の護神 ラティアスとラティオス2002年26.7億円
6七夜の願い星 ジラーチ2003年45.0億円
7裂空の訪問者 デオキシス2004年43.8億円
8ミュウと波導の勇者 ルカリオ2005年43.0億円
9ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ2006年34.0億円
10ディアルガVSパルキアVSダークライ2007年50.2億円
11ギラティナと氷空の花束 シェイミ2008年48.0億円
12アルセウス 超克の時空へ2009年46.7億円
13幻影の覇者 ゾロアーク2010年41.6億円
14ビクティニと黒き英雄 ゼクロム/白き英雄 レシラム2011年43.3億円(2作合算)
15キュレムVS聖剣士 ケルディオ2012年36.1億円
16神速のゲノセクト ミュウツー覚醒2013年31.7億円
17破壊の繭とディアンシー2014年29.1億円
18光輪の超魔神 フーパ2015年26.1億円
19ボルケニオンと機巧のマギアナ2016年21.5億円
20キミにきめた!2017年35.5億円
21みんなの物語2018年30.9億円
22ミュウツーの逆襲 EVOLUTION(リメイク)2019年29.8億円
23ココ2020年20.2億円

感動する・評判の高いポケモン映画

興行収入TOP10には入らなくても、映画賞やファンからの評価が高い作品もあります。ここでは、客観的に確認できる受賞歴・エントリー歴・ファン投票の結果をもとに紹介します。

シリーズで唯一、アメリカのアカデミー賞にエントリーされたのが、第5作『水の都の護神 ラティアスとラティオス』(2002年)です。第76回アカデミー長編アニメーション映画賞に出品されており、興行収入ランキングでは歴代20位ですが、作品としての評価は別軸で高いことがうかがえます。また、2022年に開催された「25周年ポケモン映画祭」では、歴代23作品からファン投票で上位3作品が選出され、期間限定で劇場再上映されました。選ばれたのは『水の都の護神 ラティアスとラティオス』『七夜の願い星 ジラーチ』『ディアルガVSパルキアVSダークライ』の3作です。

興行収入ランキングとファン投票の結果を並べてみると、『七夜の願い星 ジラーチ』と『ディアルガVSパルキアVSダークライ』は興行収入・人気投票の両方で評価が高いことが分かります。一方で『水の都の護神 ラティアスとラティオス』は興行収入では中位ながらファンの支持は厚く、アカデミー賞にエントリーされた実績もある作品です。「数字は控えめでも評価は高い」タイプの作品として、あわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。

ほかにも、ゴールデングロス賞(日本映画部門)を受賞した作品は複数あります。最優秀金賞は第1作『ミュウツーの逆襲』と第3作『結晶塔の帝王 ENTEI』の2作、優秀銀賞は第4作『セレビィ 時を超えた遭遇』・第6作『七夜の願い星 ジラーチ』を含む計9作品が受賞しています。興行収入だけでなく、こうした受賞歴も作品選びの参考にしてみてください。

最新作・今後公開予定のポケモン映画

2020年12月公開の『ココ』以降、長らく新作の製作は行われていませんでしたが、2027年に約7年ぶりとなる新作映画『ポケモン:ワイルドカード』の公開が決定しています(oricon.co.jp、インサイドの報道)。

本作最大の特徴は、これまでのシリーズを支えてきたサトシのようなアニメの主人公ではなく、ポケモンカードゲームのプレイヤー「ミキヤ」とポケモン「ミミッキュ」を主人公に据えている点です。ポケモンカードゲームを題材にした劇場版アニメ映画としては初の試みで、チャンピオンを目指すプレイヤーと、世界中のトレーナーが持つバトルへの情熱がテーマになるとされています。長年サトシを中心に展開してきたシリーズにとって大きな転換点となる作品なので、続報が入り次第この記事でも追記していく予定です。

ランキング入り作品はどこで配信されてる?VOD配信状況まとめ

気になる作品が見つかったら、すぐに配信で観たいですよね。編集部が2026年7月に確認したところ、以下のVODサービスでは劇場版ポケモン映画の多くがまとめて見放題配信されていました(2026年9月時点、詳細は個別に再確認が必要な場合があります)。

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サービス配信状況備考
U-NEXT見放題(全作品)2026年7月時点で編集部確認
dアニメストア見放題(全作品)2026年7月時点で編集部確認
DMM TV見放題(全作品)2026年7月時点で編集部確認
Amazon Prime Video大半の作品が追加料金なしで視聴可2026年7月時点で編集部確認。ラインナップは変動あり
Netflix『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』のみ見放題2026年7月時点で編集部確認
ABEMA常設配信なし(不定期の無料一挙放送企画あり)企画開催時のみ

作品ごとの配信可否や無料視聴方法、レンタルでの視聴方法まで詳しく知りたい場合は、以下の記事で全作品分をまとめて確認できます。

ポケモン映画の選び方

初めて観るなら興行収入TOP3から

「とりあえず1本だけ観てみたい」という方には、興行収入TOP3の『ミュウツーの逆襲』『幻のポケモン ルギア爆誕』『ディアルガVSパルキアVSダークライ』のいずれかから観るのがおすすめです。長年多くの人に支持されてきた実績があるぶん、初めて観る方でも入りやすい作品だと言えます。

子どもと一緒に観るなら

子どもと一緒に観る場合は、比較的新しい作品から選ぶのも1つの方法です。2017年公開の『キミにきめた!』はサトシとピカチュウの出会いを描いた原点回帰の内容になっており、初めてポケモンに触れる子どもにも分かりやすい構成です。

他のアニメ映画シリーズのランキングも気になる方へ

ポケモンと同じように、長年愛されているアニメ映画シリーズには他にも歴代ランキングが気になる作品がたくさんあります。興行収入ベースでランキングをまとめた記事もあわせてチェックしてみてください。

「結局どのVODに入るのがお得なのか」で迷っている場合は、主要サービスを料金・作品数で比較した記事も参考にしてみてください。

よくある質問(FAQ)

ポケモン映画は全部で何作ありますか?

2020年公開の『ココ』まで、公式には通算23作目まで製作されています。14作目は2作同時公開のため、単体の映画数としては24作品です。2027年には新作『ポケモン:ワイルドカード』の公開が決定しています。

ポケモン映画の興行収入1位はどの作品ですか?

1998年公開の第1作『ミュウツーの逆襲』で、興行収入72.4億円を記録しています。2位は『幻のポケモン ルギア爆誕』(64.0億円)、3位は『ディアルガVSパルキアVSダークライ』(50.2億円)です。

ポケモン映画は配信サービスで全部観れますか?

2026年7月時点で、U-NEXT・dアニメストア・DMM TVでは劇場版のほぼ全作品が見放題配信されていました。Netflixは『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』のみの配信です。作品ごとの最新の配信状況は、配信状況まとめの記事で随時更新しています。

次の新作ポケモン映画はいつ公開されますか?

2027年に『ポケモン:ワイルドカード』の公開が予定されています。2020年の『ココ』以来、約7年ぶりの新作で、ポケモンカードゲームのプレイヤーを主人公にした初の作品です。

まとめ

歴代ポケモン映画の興行収入ランキングは、1位『ミュウツーの逆襲』、2位『幻のポケモン ルギア爆誕』、3位『ディアルガVSパルキアVSダークライ』という結果になりました。興行収入だけでなく、アカデミー賞へのエントリーやファン投票で評価された作品も含めて選ぶと、また違った角度でシリーズを楽しめそうです。編集部としては、投票結果よりも興行収入のような裏取りできる数字を基準にすることで、時期によってブレない比較ができると考えています。2027年には約7年ぶりの新作『ポケモン:ワイルドカード』も控えているので、まずは気になった作品を配信でチェックしてみてはいかがでしょうか。

2026年9月時点の情報です。配信状況・料金・新作情報は変更になる場合があります。

この記事を書いた人

VOD TIMES 編集部のアバター VOD TIMES 編集部 VOD情報メディア「VOD TIMES」編集部

VOD TIMES 編集部は、動画配信サービス(VOD)専門の情報メディアです。
U-NEXT・Netflix・Disney+・Amazon Prime Videoなど主要VODの公式情報と実際の視聴体験にもとづき、料金・作品数・無料期間などを横断比較。「見たい作品をどこで観られるか」「どのVODが自分に合うか」を中立的な視点で解説しています。
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