『ファンタスティック・ビースト』続編はどうなった?配信情報も

「『ファンタスティック・ビースト』の続編(4作目)はいつ公開されるの?」「もうシリーズは終わってしまったの?」——そんな疑問を持ってこのページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。2022年に第3作『ダンブルドアの秘密』が公開されてから、続報がぱったり途絶えているのが気になりますよね。

この記事では、続編の現状と止まっている理由を整理したうえで、続編を待つ間に既存3作をどこで配信視聴できるかまで、2026年9月時点の情報でまとめて解説します。

目次

『ファンタスティック・ビースト』続編(4作目)は結局どうなった?結論から解説

📌 結論(2026年9月時点)
  • 続編(4作目)の正式な制作発表は現時点でありません。脚本も執筆されておらず、事実上ストップしている状態です
  • 第3作公開後、監督デヴィッド・イェーツ氏は「4作目についての話し合いは行われていない」とコメントしています
  • 主演エディ・レッドメイン氏や共演のジュード・ロウ氏、キャサリン・ウォーターストン氏も、続編に否定的なニュアンスの発言をしています
  • 配給元ワーナーは、魔法ワールドの新展開の軸足をHBO/Max版の実写ドラマ『ハリー・ポッター』に移しています

上の動画は2022年公開の最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の本予告です。現時点ではこの第3作が、シリーズの最新かつ(可能性としては)最後の1作になっています。

『ファンタスティック・ビースト』は、魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを主人公に、闇の魔法使いグリンデルバルドの台頭と、若き日のアルバス・ダンブルドアたちの戦いを描く『ハリー・ポッター』シリーズの前日譚です。2016年の第1作『魔法使いの旅』から始まり、2018年の第2作『黒い魔法使いの誕生』、2022年の第3作『ダンブルドアの秘密』と、これまでに3作が公開されています。なぜ4作目が止まってしまったのか、次の章で理由を詳しく見ていきましょう。

なぜ続編が作られない?考えられる3つの理由

続編が制作されていない背景には、単一の理由ではなく複数の要因が重なっていると見られています。編集部で情報を整理したところ、大きく3つの理由が浮かび上がりました。

興行収入が3作連続で伸び悩んだ

もっとも大きい理由として指摘されているのが、興行成績の右肩下がりです。第1作は世界的にヒットしましたが、作を重ねるごとに興行収入が縮小し、特に第3作『ダンブルドアの秘密』は制作費に対して十分な成果を上げられなかったと報じられています。シリーズものは基本的に「前作を超える」ことが続編制作の判断材料になりやすいので、この傾向が続編のゴーサインを遠ざけた一因と考えられます。

キャストの交代・降板が相次いだ

キャスト面でも逆風が続きました。闇の魔法使いグリンデルバルド役は、当初ジョニー・デップ氏が演じていましたが、私生活を巡る係争を理由に降板。第3作からはマッツ・ミケルセン氏が引き継いでいます。また、クリーデンス役のエズラ・ミラー氏についても、複数回の逮捕が報じられ、シリーズのイメージに影響を与えたとされています。主要キャストの度重なる交代は、シリーズの一貫性やプロモーションのしやすさという点でもマイナス材料になったと考えられます。

原作者J.K.ローリング氏をめぐる論争

原作者であるJ.K.ローリング氏のトランスジェンダーを巡る発言が、たびたび大きな議論を呼んできたことも見逃せません。この論争は一部のキャスト・関係者からの批判にもつながり、作品そのものの受け止められ方にも影を落としたと指摘されています。

この3つの要因は、それぞれ単独でも痛手になりうる話ですが、それが同時期に重なってしまったのが『ファンタビ』シリーズの厳しいところだと編集部では見ています。興行面・キャスト面・原作者を巡る論争が三拍子揃ってしまうと、続編にゴーサインを出す判断はなかなか難しいですよね。

監督・キャストは続編についてどう語っているか

公式にシリーズの打ち切りが発表されたわけではありませんが、監督・キャストの発言からは、続編に対して前向きなトーンがほとんど感じられません。2026年9月時点で確認できる主な発言を整理しました。

発言者発言内容の要旨
デヴィッド・イェーツ監督「4作目についての話し合いは行われていない」と、企画自体が動いていない状況を明かしている
エディ・レッドメイン氏(ニュート役)「僕が知る限りでは、これで終わり」と、シリーズの終了を示唆する発言をしている
ジュード・ロウ氏(ダンブルドア役)「『ファンタスティック・ビースト』については、新作の兆しも見えない」とコメントしている
キャサリン・ウォーターストン氏(ティナ役)「残りの2作品(4作目・5作目)は作られないだろう」との見方を示している

主演級のキャストが揃って「続編はなさそう」というニュアンスで語っている点は、ファンとしては寂しいところですが、それだけ現場の空気としても続編の企画が動いていないことがうかがえます。

当初は「全5部作」だった構想はどう変わったのか

実は『ファンタスティック・ビースト』は、最初から5部作として企画されていたわけではありません。ここで一度、シリーズ構想の変遷を時系列で振り返ってみましょう。

  1. 企画当初: 3部作として構想がスタート
  2. 2016年10月: 第1作公開直前、原作者J.K.ローリング氏が「このシリーズは全5作構成になる」と発言し、5部作構想に拡大
  3. 2016年11月: 第1作『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』公開
  4. 2018年: 第2作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』公開
  5. 2022年4月: 第3作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』公開。グリンデルバルド役がジョニー・デップ氏からマッツ・ミケルセン氏に交代して初登場
  6. 2022年〜2026年現在: 4作目・5作目に向けた具体的な動きは確認できず、事実上のストップ状態が続く

当初の3部作構想がそのまま完結していれば、シリーズはすでに終わっていた計算になります。5部作への拡大自体が「勢いに乗って風呂敷を広げた」判断だったとも言え、その後の興行不振やスキャンダルによって、拡大した分の2作(4作目・5作目)が宙に浮いてしまった、という見方もできそうです。

続編の代わりに動き出した『ハリー・ポッター』ドラマ版

『ファンタスティック・ビースト』の続編が止まっている一方で、ワーナー・ブラザースは魔法ワールドの新展開として、HBO/Max制作の実写ドラマ版『ハリー・ポッター』に力を入れています。原作全7巻を1シーズンずつ描く長期構想とされ、2026年クリスマス頃の配信開始が予定されています(2026年9月時点の報道ベース)。

編集部としては、ワーナーが「映画の新作」ではなく「ドラマでの再構築」に舵を切ったこと自体が、『ファンタビ』続編が当面実現しづらいことの一番わかりやすいシグナルのように感じています。魔法ワールドへの投資自体をやめたわけではなく、力の入れ先が変わった、というのが実態に近そうです。

『ハリー・ポッター』シリーズ本編を配信で観られる場所については、以下の記事で詳しく解説しています。

続編を待つ間に、既存3作はどこで配信されている?

続編の見通しが立たない今だからこそ、既存3作をあらためて配信で観返しておきたいという方も多いはずです。2026年9月時点で編集部が確認できた配信状況をまとめました。

見放題で配信中の主なVODサービス

スクロールできます
サービス配信状況月額(税込)無料期間
U-NEXT 見放題(全3作) 2,189円 31日間
Amazon Prime Video 配信終了 – –
Netflix 配信終了 – –
Hulu 配信なし – –
DMM TV 配信なし – –
FOD 配信なし – –

2026年9月時点では、3作すべてを見放題でまとめて観られるのはU-NEXTのみという状況です。Amazon Prime Videoは2026年6月頃にライセンス契約が終了したとみられ、Netflixも過去には配信されていた時期があったものの、現在は配信が終了しています(終了時期は未確認)。Hulu・DMM TV・FODでは現時点で配信が確認できませんでした。

配信サイトによっては「Amazon Prime Videoでも観られる」といった情報も見かけますが、編集部が2026年9月時点で確認した限りでは配信が終了しています。ライセンス契約は今後また更新される可能性もあるので、視聴前に念のため公式サイトでも状況を確認してみてください。

Amazon Prime Videoは他の映画・ドラマ作品では見放題配信を行っており、無料体験を使えば実質無料で試すことができます。無料体験中に解約する場合の手順や注意点は、以下の記事で詳しく解説しています。

作品ごとの配信状況

今回確認した範囲では、第1作『魔法使いの旅』・第2作『黒い魔法使いの誕生』・第3作『ダンブルドアの秘密』の3作とも、U-NEXTでまとめて見放題配信されている状況でした(2026年9月時点)。シリーズを最初から時系列で観返したい方は、U-NEXTであれば1つのサービス内で完結できます。

なお、配信状況はVOD各社のライセンス契約によって今後も変動する可能性があります。特にAmazon Prime VideoやNetflixのように過去に配信終了の実績がある作品は、契約更新のタイミングで再配信される可能性もゼロではありません。最新の状況は、視聴前に各サービスの公式サイトでもあわせてご確認ください。

よくある質問

続編(ファンタビ4作目)は正式に制作中止になったのですか?

2026年9月時点で、ワーナー・ブラザースから公式な打ち切り発表は出ていません。ただし監督・キャストの発言から見る限り、企画自体が動いていない状態が続いており、事実上ストップしていると考えられます。

続編が発表されるとしたら、いつ頃の可能性がありますか?

2026年9月時点で脚本も執筆されておらず、具体的な公開時期を示す情報はありません。ワーナーの力点がHBO/Max版『ハリー・ポッター』ドラマに移っていることからも、当面は続報が出にくい状況と考えられます。

ジョニー・デップさんは続編に戻ってくる可能性はありますか?

グリンデルバルド役は第3作からマッツ・ミケルセン氏が演じており、ジョニー・デップ氏の復帰を示す公式な情報は確認できていません。そもそも4作目自体が動いていないため、キャストの話をする段階には至っていないのが実情です。

今からシリーズを配信で観るなら、どのVODがおすすめですか?

2026年9月時点では、U-NEXTが3作すべてを見放題でまとめて配信しています。31日間の無料体験もあるので、まずは無料期間内でシリーズを見返してみるのがおすすめです。

まとめ

『ファンタスティック・ビースト』の続編(4作目)は、2026年9月時点で公式な制作発表がなく、興行収入の伸び悩み・キャストのスキャンダル・原作者を巡る論争が重なったことで、事実上ストップした状態にあります。監督・主要キャストの発言を見る限りでも、続編の実現は当面難しそうというのが編集部の見立てです。

ワーナーの力点は、HBO/Max版の実写ドラマ『ハリー・ポッター』に移りつつあります。『ファンタビ』の続編を待ちながら、まずは既存3作をU-NEXTなどで見返して、シリーズの世界観をあらためて楽しんでみてはいかがでしょうか。続編に関する新しい動きがあれば、この記事も随時更新していきます。

2026年9月時点の情報です。配信状況・料金は変更になる場合があります。

この記事を書いた人

VOD TIMES 編集部のアバター VOD TIMES 編集部 VOD情報メディア「VOD TIMES」編集部

VOD TIMES 編集部は、動画配信サービス(VOD)専門の情報メディアです。
U-NEXT・Netflix・Disney+・Amazon Prime Videoなど主要VODの公式情報と実際の視聴体験にもとづき、料金・作品数・無料期間などを横断比較。「見たい作品をどこで観られるか」「どのVODが自分に合うか」を中立的な視点で解説しています。
掲載情報は公式発表・作品公式サイトを一次情報として確認したうえで、可能な限り最新の状態に保っています。