韓国ドラマ『七日の王妃』は、朝鮮王朝史上もっとも短い期間しか王妃の座にいられなかった端敬王后(たんけいおうこう)をモデルにした宮廷ロマンス時代劇です。2017年に韓国KBS2で放送され、パク・ミニョン、ヨン・ウジン、イ・ドンゴンが出演しました。タイトルの由来は、主人公チェギョンが王妃として在位したのがわずか7日間だったことに由来します。この記事では、あらすじ・見どころ・史実との違い・配信情報までまとめて解説します。
『七日の王妃』は、幼なじみの2人が王位継承争いに巻き込まれ、悲恋を辿る実話モチーフの宮廷ロマンスです。チェギョンは中宗の王妃として即位しますが、叔母が燕山君の妃だったことを理由にわずか7日で廃位されてしまいます。2026年9月時点、U-NEXTで独占見放題配信中です。
『七日の王妃』とはどんな作品?
『七日の王妃』(原題: 7일의 왕비)は、2017年5月31日から8月3日まで韓国KBS2で放送された全20話の時代恋愛ドラマです。脚本はイ・ジョンソプとソン・ジウォン、演出はチェ・ジニョンが手掛けています。日本では、KNTV・BS-TBS(字幕版)、テレビ東京(字幕・吹き替え版)で放送されたほか、2022年4月からはNHK BSプレミアムでも吹き替え版が放送されました。
物語は、朝鮮9代王・成宗が「弟の晋城大君(のちの中宗)が成人したら、王位を10代王・燕山君から譲るように」という遺言を残したことから始まります。良家の娘シン・チェギョンは、幼くして晋城大君と将来を誓い合いますが、10年後に結ばれた2人は、王位継承をめぐる血なまぐさい争いに巻き込まれていきます。チェギョンは中宗の即位とともに王妃となりますが、わずか7日間でその座を追われることになり、これが本作のタイトル「七日の王妃」の由来です。
『七日の王妃』のあらすじ
物語の始まり(チェギョンとイ・ヨクの出会い)
重臣シン・スグンの娘チェギョンは、天真爛漫な性格の持ち主です。ある日、身分を隠して漢陽の町に出ていた晋城大君(イ・ヨク)と偶然出会いますが、チェギョンは彼をスリと勘違いしてしまい、2人は最悪な形での出会いを果たします。言い合いの末にケンカ別れをした2人でしたが、後日、縁談の相手として正式に紹介され再会。当初は反発し合っていたものの、時間を共に過ごすうちに、しだいに心を通わせていきます。
一方、10代王・燕山君(イ・ユン)もまた、物怖じしないチェギョンの姿に興味を抱き始めます。この燕山君の淡い恋心が、後の悲劇の伏線となっていきます。
燕山君の暴政と王位継承争い
燕山君が王座について5年目、朝鮮は干ばつの被害に苦しみ、民の間では王の不徳を噂する声が広がっていました。燕山君は、異母弟である晋城大君の存在を警戒し、重臣シン・スグンに「娘チェギョンを晋城大君に嫁がせるように」と命じます。しかし、この結婚は単なる縁談ではなく、燕山君による政治的な牽制の意味合いを持っていました。物語が進むにつれ、燕山君の暴政はエスカレートし、宮廷内の権力争いは激化。チェギョンと晋城大君の2人は、この争いの中心に否応なく巻き込まれていきます。
結末(ネタバレ)
ここから先は結末に関わる内容を含みます。燕山君の暴政に対する反正(クーデター)が起こり、晋城大君が新たな王・中宗として即位します。チェギョンも王妃として宮廷入りを果たしますが、彼女の叔母(父の妹)が廃位された燕山君の妃であったことが問題視され、反正勢力の強い反発を受けます。中宗自身は反対したものの、政治的圧力に屈する形でチェギョンはわずか7日間で王妃の座を追われ、宮廷を去ることになります。その後2人が再び対面することはなく、切ない別れのまま物語は幕を閉じます。
『七日の王妃』の見どころ
- 実話をモチーフにした重厚なストーリー: 朝鮮王朝の歴史上実在した端敬王后の悲劇をベースにしており、フィクションでは出せない重みがあります。
- パク・ミニョンの繊細な演技: 天真爛漫な少女から、悲運の王妃へと変化していく心情の機微を丁寧に演じています。
- 2人の王に翻弄される三角関係: ヨン・ウジン演じる晋城大君と、イ・ドンゴン演じる燕山君、2人の対照的な人物像がドラマに緊張感を与えています。
切ない悲恋を描く韓国ドラマとしては、『秘密』や『逆流』も同じテイストを求める人におすすめです。


『七日の王妃』と史実の違い(端敬王后の実像)
『七日の王妃』は実在の人物・端敬王后(慎氏)をモデルにしていますが、ドラマならではの脚色も加えられています。ここでは史実として伝わっている端敬王后の生涯を紹介します。
なぜ7日間で廃位されたのか
端敬王后は1506年9月、中宗の即位と同時に王妃となりましたが、わずか7日後に身分を剥奪されました。理由は、彼女の父の妹(叔母)が燕山君の妃だったことにあります。燕山君を退けた反正勢力にとって、その縁戚にあたる端敬王后は政権の安定を脅かす存在とみなされたのです。中宗自身は廃位に反対していたとされますが、強い政治的圧力に屈する形で、王妃の座を追われることになりました。
廃位後の生涯と中宗との再会
廃位後、端敬王后は河城尉・鄭顕祖の家に身を寄せた後、実家に戻ります。1515年に前王妃(中宗の次の王妃)が亡くなった際には、彼女の復位を望む声も上がりましたが、権力者の反対により実現しませんでした。1544年、中宗が危篤に陥った際、端敬王后は王宮の正門前まで訪れ中宗に会うことを望みましたが、対面は許されませんでした。その直後に中宗は崩御し、2人は1506年の即位以来、一度も再会できないまま永遠の別れを迎えています。端敬王后自身は1557年、70歳で亡くなりました。
約180年後に果たされた名誉回復
端敬王后の死後、約180年を経た1739年、第21代国王・英祖の時代になって、ようやく彼女は王后として復位し、名誉を回復しました。ドラマで描かれる切ない別れの先に、史実ではこうした後日談があったことも押さえておくと、作品への理解がより深まります。
『七日の王妃』のキャスト紹介
- パク・ミニョン
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シン・チェギョン(端敬王后)役。天真爛漫な少女から悲運の王妃へと変化していく主人公を演じる。
- ヨン・ウジン
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イ・ヨク(晋城大君、のちの中宗)役。チェギョンと幼くして将来を誓い合う相手であり、後に朝鮮11代王として即位する。
- イ・ドンゴン
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イ・ユン(燕山君)役。朝鮮10代王として即位し、暴政を敷く。チェギョンに淡い恋心を抱く複雑な人物として描かれる。
『七日の王妃』はどこで見られる?
2026年9月時点、『七日の王妃』を見放題で視聴できるのはU-NEXTのみです。他社では取り扱いが限定的なため、これから視聴する場合はU-NEXTがもっとも手軽な選択肢になります。編集部で2026年9月にU-NEXT・Amazon Prime Video・Lemino・Netflix・Hulu・Disney+・dアニメストア・ABEMAプレミアム・DMM TV・TSUTAYA DISCASの主要VOD公式ページを確認したところ、以下のような配信状況でした。
| サービス | 配信状況 | 備考 |
|---|---|---|
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見放題(独占配信) | 字幕・吹き替え両対応 |
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購入のみ | 見放題・レンタル対象外 |
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レンタル(有料) | 話数ごとの都度課金 |
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配信なし | 2026年9月時点 |
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配信なし | 対象ジャンル外 |
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配信なし | 2026年9月時点 |
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配信なし | 2026年9月時点 |
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宅配レンタル取り扱いあり | 旧作扱い |
配信状況は変動する可能性があるため、視聴前に各サービスの公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。U-NEXTでは他の韓国ドラマも豊富に配信されているので、あわせてチェックしてみてください。

よくある質問
- 『七日の王妃』は実話ですか?
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朝鮮王朝時代に実在した端敬王后(慎氏)をモデルにした作品です。王妃としての在位期間がわずか7日だったことなど基本的な史実は反映されていますが、人物の内面描写や一部のエピソードには脚色が加えられています。
- 『七日の王妃』の結末は?
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反正によって中宗が即位し、チェギョンも王妃となりますが、叔母が燕山君の妃だったことを理由にわずか7日間で廃位されてしまいます。その後2人は再び対面することなく、切ない別れのまま物語は幕を閉じます。
- 『七日の王妃』はどこで見られますか?
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2026年9月時点、U-NEXTで見放題独占配信されています。
- 『七日の王妃』は全何話ですか?
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全20話です。2017年5月31日から8月3日まで、韓国KBS2で放送されました。
まとめ
『七日の王妃』は、実在した端敬王后の悲劇をベースに、王位継承争いに翻弄される若き2人の切ない愛を描いた宮廷ロマンス時代劇です。史実を知った上で見返すと、ドラマの展開がより一層胸に迫ります。2026年9月時点ではU-NEXTで見放題独占配信中のため、気になった方はぜひチェックしてみてください。









