『NANA』相関図|登場人物一覧とキャストまとめ

📌 結論(2026年9月時点)
  • 『NANA』の主人公は、ロックバンド「BLACK STONES」のボーカル・大崎ナナと、恋のために上京した小松奈々(愛称ハチ)の二人です。同じ「ナナ」という名前を持つ二人が新幹線で出会い、ルームメイトになるところから物語が動き出します。
  • 登場人物の多くは「BLACK STONES(ブラスト)」と「TRAPNEST(トラネス)」という二つのバンドに所属しており、この2バンドの人間関係を押さえると相関図がぐっと理解しやすくなります。
  • アニメ版は全47話、実写映画は『NANA』『NANA2』の2作が製作されています。配信状況は変動するため、記事末尾で2026年9月時点の編集部調査をまとめています。
目次

『NANA』の登場人物を相関図でひと目で理解する

矢沢あい原作の漫画『NANA』は、2000年に『Cookie』(集英社)で連載が始まった作品です。天涯孤独でロックバンド「BLACK STONES」のボーカルを務める大崎ナナと、恋人を追って上京してきた平凡な女の子・小松奈々(愛称ハチ)。同じ「ナナ」という名前を持つ正反対の性格の二人が、新幹線で偶然出会い、東京のアパート「707号室」でルームメイトになるところから物語が動き出します。

『NANA』の登場人物を整理するうえで押さえておきたいのは、主要キャラクターの多くが「BLACK STONES(ブラスト)」「TRAPNEST(トラネス)」という二つのバンドを軸に結びついている点です。恋愛関係も友情関係も、この2バンドの人間関係と絡み合いながら展開していきます。ここから先は、バンドごとの相関、ナナとハチの関係、そして結末までを順番に整理していきます。

なお、本作は漫画だけでなく2006年にテレビアニメ化、2005年・2006年に実写映画化(『NANA』『NANA2』)もされています。本記事では原作漫画の設定を軸にしつつ、媒体ごとの違いにも触れていきます。

登場人物一覧|主要キャラクターのプロフィール

まずは主要キャラクター8人のプロフィールを一覧表で整理します。年齢は物語序盤(2002年前後の設定)時点のものです。

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名前バンド・役割年齢ひとことプロフィール
大崎ナナBLACK STONESボーカル21歳天涯孤独の生い立ちを持つブラストのメインボーカル。二の腕の蓮のタトゥーが印象的です。
小松奈々(ハチ)ナナのルームメイト21歳旧姓小松。3人姉妹の次女で、新幹線でナナと出会いルームメイトに。物語終盤でTRAPNESTの一ノ瀬巧と結婚します。
高木泰士(ヤス)BLACK STONESドラム・リーダー23〜24歳スキンヘッドが特徴。児童養護施設出身で、本城蓮とは兄弟同然の間柄です。
寺島伸夫(ノブ)BLACK STONESギター・作曲21歳旅館経営の家に生まれた一人息子。人懐っこく真面目な性格です。
岡崎真一(シン)BLACK STONESベース16歳ブラスト最年少メンバー。複雑な家庭環境で育ちました。
本城蓮(レン)TRAPNESTギター・作曲、ナナの恋人年齢不明元BLACK STONESメンバー。ナナの恋人で、物語後半の展開に大きく関わります。
一ノ瀬巧(タクミ)TRAPNESTリーダー・ベース25歳黒い長髪が特徴のTRAPNESTリーダー。当初はナナに距離を置かれていました。
芹澤レイラTRAPNESTボーカル・作詞24歳日米にルーツを持つタクミの幼馴染。作詞を担当しています。

この8人を軸に、次の見出しからバンドごとの相関を詳しく見ていきます。

BLACK STONESの相関|ナナ・ヤス・ノブ・シンの関係

BLACK STONES(通称ブラスト)は、大崎ナナがボーカルを務めるロックバンドです。リーダー兼ドラムの高木泰士(ヤス)、ギター担当の寺島伸夫(ノブ)、最年少ベーシストの岡崎真一(シン)の4人で構成されています。

もともとブラストには本城蓮(レン)も在籍していましたが、レンが脱退してTRAPNESTに加入したことで、ナナとレンの関係、そしてブラストとトラネスという二つのバンドの関係がこの物語の大きな軸になっていきます。ヤスは児童養護施設の出身で、レンとは兄弟のように育った間柄。この過去の結びつきが、ブラストとトラネスをまたいだ人間関係の複雑さを生んでいます。ノブは後に百合という女性と交際することになるなど、バンドメンバーを取り巻く人間関係がさらに絡み合っていく構成になっています。

TRAPNESTの相関|レン・タクミ・レイラの関係

TRAPNEST(通称トラネス)は、本城蓮(レン)がギターと作曲を担当する、ブラストより一足先にメジャーデビューを果たしたバンドです。リーダー兼ベースの一ノ瀬巧(タクミ)、ボーカル・作詞担当の芹澤レイラを中心に構成されています。

レンはナナの恋人という立場でありながらトラネスに所属しているため、ナナとブラストのメンバーからは物理的にも心理的にも距離が生まれてしまう展開になります。タクミは当初、ナナに距離を置かれる存在として描かれますが、物語が進むにつれてハチ(小松奈々)と結婚するに至ります。レイラはタクミの幼馴染で、シンと一時的に関係を持つ場面もあり、バンドの垣根を越えた人間関係が『NANA』の相関図を複雑にしている要因の一つです。

ナナとハチ(奈々)の関係|二人の”ナナ”はどう出会い、どうなったか

『NANA』というタイトルの通り、この物語の核になっているのは大崎ナナと小松奈々(ハチ)という、名前は同じでも性格も生き方も正反対の二人の関係です。ナナは天涯孤独でロックバンドのボーカルという強い個を持つ女性、ハチは恋人を追って上京してきた、周囲に流されやすいタイプの女性として描かれます。この対照的な二人が新幹線で偶然隣り合わせになり、東京で同じアパートの部屋を借りることになる、という偶然から物語は始まります。

編集部として『NANA』というタイトルを見るたびに感じるのは、この作品が単に「二人のヒロインの友情物語」ではなく、自立して生きることの孤独さと、それでも誰かを必要としてしまう人間の弱さを、対照的な二人の生き方を通して描いている点です。ハチが「守られる幸せ」を選び取っていく過程と、ナナが表面上は自立していながら実は誰よりも人を求めている過程が、じわじわと絡み合っていくところに『NANA』ならではの読みごたえがあります。

二人はルームメイトとして生活する中で、恋愛・音楽・仕事それぞれの局面で支え合いながらも、すれ違いを重ねていきます。この「支え合いながらすれ違う」関係性こそが、『NANA』が長年読者の心をつかんでいる理由の一つと言えそうです。

ちなみに、矢沢あい氏の作品では『パラダイス・キス』も、夢を追う若者たちの生き方とファッションを軸にした群像劇として知られています。『NANA』の人間関係の描き方が気になった方には、あわせてチェックしてみるのもおすすめです。

【ネタバレ注意】結末はどうなる?レンの死とナナの失踪

ここから先は物語終盤の展開に触れるネタバレを含みます。結末を知りたくない方はご注意ください。

本城蓮(レン)は物語の中盤以降、薬物依存の問題を抱えるようになり、単行本20〜21巻にかけて交通事故によって命を落とします。この出来事をきっかけに、大崎ナナは行方をくらませてしまい、以降の巻ではハチをはじめとする周囲の人々がナナの行方を捜し続ける展開が描かれます。

作品は2009年8月号を最後に、矢沢あい氏の療養のため休載が続いており、単行本は21巻までの刊行にとどまっています(2026年9月時点で新たな続報は編集部でも確認できていません)。レンの死とナナの失踪という大きな謎を残したまま物語が止まっている状態のため、「NANAはどう終わるのか」を気にしている読者の方も多いのではないでしょうか。個人的には、この宙づりのまま長年語り継がれている状態自体が、『NANA』という作品の余韻の深さを物語っているようにも思います。

同じように登場人物の相関を整理したいという方には、こちらの記事もおすすめです。

アニメ・実写映画のキャスト|声優と俳優を整理

『NANA』は原作漫画のほか、2006年にテレビアニメ化、2005年・2006年に実写映画化(『NANA』『NANA2』)されています。媒体ごとに演じる声優・俳優が異なるため、ここで整理しておきます。

キャラクターアニメ版(声優)映画『NANA』(2005年)映画『NANA2』(2006年)
大崎ナナ朴璐美中島美嘉中島美嘉
小松奈々(ハチ)KAORI宮﨑あおい市川由衣
本城蓮(レン)木内秀信松田龍平木山廣
一ノ瀬巧(タクミ)森川智之平岡祐太玉山鉄二
芹澤レイラ平野綾――

アニメ版は2006年4月から2007年3月にかけて全47話が放送され、制作はマッドハウス、監督は浅香守生が務めました。実写映画は『NANA』が2005年9月3日、続編『NANA2』が2006年12月9日に公開されており、監督はどちらも大谷健太郎です。『NANA2』では小松奈々役が宮﨑あおいから市川由衣に、本城蓮役が松田龍平から木山廣に交代しているのも押さえておきたいポイントです。

なお、映画『NANA』は2025年7月にリバイバル上映が行われるなど、公開から20年近く経った現在も注目を集め続けている作品です。

『NANA』は今どこで見れる?配信状況まとめ(2026年9月時点)

『NANA』は漫画・アニメ・実写映画と複数の媒体で展開されているため、媒体ごとに視聴・閲覧方法をまとめます。配信状況は各サービスで随時変動するため、視聴前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。

原作漫画を読む方法

原作漫画は既刊21巻が刊行されています。電子書籍ストア各社で購入・閲覧が可能です(取り扱い状況は各ストアでご確認ください)。

アニメを観る方法

編集部が2026年9月時点で確認したところ、テレビアニメ版『NANA』はdアニメストアとU-NEXTにそれぞれ作品ページが存在することを確認しています。ただし、見放題配信の可否や最新の配信話数についてはページ内から断定できなかったため、視聴を検討されている方は契約前に各サービスの公式サイトで最新の配信状況をご確認ください。

実写映画(NANA/NANA2)を観る方法

編集部が2026年9月時点で確認したところ、実写映画版『NANA』はTELASAをはじめ複数の動画配信サービスで取り扱いがあることを確認しています。ただし見放題・レンタルといった配信形態や料金は編集部確認時点で断定できなかったため、具体的な金額はここでは記載していません。視聴前に各サービスの公式サイトで最新の配信形態・料金をご確認いただくことをおすすめします。

なお、Netflixにもタイトルページが存在することを確認していますが、Netflixは地域によって視聴可否が変わる場合があるため、日本国内での最新の配信状況は公式サイトでのご確認をおすすめします。

どのVODサービスを選べばよいか迷う場合は、こちらの比較記事も参考にしてみてください。

よくある質問

『NANA』は何巻で完結しますか?続編は出ますか?

『NANA』は2009年8月号から原作者・矢沢あい氏の療養のため休載が続いており、単行本は21巻までの刊行にとどまっています。2026年9月時点で、連載再開や完結に関する新たな公式発表は編集部でも確認できていません。

レンは何巻で死亡しますか?

本城蓮(レン)は単行本20〜21巻にかけて、薬物依存の問題を経たのちに交通事故で亡くなります。この出来事の直後、大崎ナナが失踪してしまう展開につながります。

ナナと奈々、どちらが主人公ですか?

『NANA』は大崎ナナと小松奈々(ハチ)の二人を主人公とする群像劇です。同じ「ナナ」という名前を持つ対照的な二人の視点が交錯しながら物語が進むため、便宜上「ナナ」はブラストのボーカル・大崎ナナ、「ハチ」は小松奈々の愛称として使い分けられています。

アニメは原作のどこまでを描いていますか?

2006年放送のテレビアニメ版(全47話)は、原作の物語序盤〜中盤を中心に描いています。レンの死やナナの失踪といった終盤の展開はアニメ版では描かれていません。ただし、アニメが正確に原作のどの巻まで対応しているかは公式に明言されていないため、編集部でも正確な対応巻数までは確認できていません。

本記事は2026年9月時点の情報です。配信状況・料金は各サービスの都合により変更になる場合がありますので、視聴前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

この記事を書いた人

VOD TIMES 編集部のアバター VOD TIMES 編集部 VOD情報メディア「VOD TIMES」編集部

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掲載情報は公式発表・作品公式サイトを一次情報として確認したうえで、可能な限り最新の状態に保っています。