『THE GUILTY/ギルティ』の結末やどんでん返しの真相が気になって検索した方も多いのではないでしょうか。緊急通報指令室のオペレーターが電話の音声だけを頼りに事件解決に奔走する、一室完結型のデンマーク産サスペンス映画です。この記事では、結末・どんでん返しの真相をネタバレありで詳しく解説します。なお「ギルティ」というタイトルの映画には2018年のデンマーク版と2021年のアメリカ・リメイク版があり、本記事は2018年デンマーク版を中心に扱います。
- 誘拐犯だと思われていた元夫ミケルは、実は精神を病んだ妻イーベンを保護しようとしていただけでした
- 本当に息子オリバーを手にかけていたのはイーベン自身であり、電話をかけてきたイーベンこそが「罪」を抱えた張本人でした
- 主人公アスガー自身もかつて職務中に若者を死なせた過去を抱えており、事件を通じて自らの罪と向き合います
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『THE GUILTY/ギルティ』とは(2018年版・2021年リメイク版の違い)
まずは作品の基本情報を確認しておきましょう。「ギルティ」というタイトルの映画は2作品存在するため、混同しないよう整理します。
| 2018年デンマーク版(本記事で解説) | 2021年アメリカ・リメイク版 | |
|---|---|---|
| 原題 | Den skyldige | The Guilty |
| 公開 | 現地2018年6月14日/日本2019年2月22日 | 現地2021年9月24日/Netflix配信2021年10月1日 |
| 上映時間 | 85分 | 91分 |
| 監督 | グスタフ・モーラー | アントワーン・フークア |
| 主演 | ヤコブ・セーダーグレン | ジェイク・ギレンホール |
| 主な配信元 | U-NEXT・Amazon Prime Video・Hulu等 | Netflix |
Wikipediaによると、2018年デンマーク版は2018年サンダンス映画祭のワールド・シネマ・ドラマティック・コンペティション部門で上映され、第91回アカデミー賞外国語映画賞のデンマーク代表として最終選考9作品に選出された話題作です。2021年版は同作のハリウッド・リメイクで、ジェイク・ギレンホールが主演し、監督にはアントワーン・フークアが起用されています。

あらすじ(ネタバレなし)
緊急通報指令室のオペレーターとして働くアスガーは、ある事件をきっかけに警察官として現場に立てなくなった過去を持っています。裁判を翌日に控えたある夜、「誘拐されている」という女性からの通報を受けたアスガーは、電話越しに聞こえる声と物音だけを頼りに、彼女を救うため奔走します。舞台は指令室内のみ、電話の音声だけで進行する一室完結型のサスペンスです。
ここから先はネタバレを含みます。まだ視聴前で結末だけ先に知りたい方は、次の見出しまで読み飛ばしていただいても大丈夫です。
【ネタバレ】結末・あらすじを徹底解説
起:イーベンからの通報
緊急通報指令室のオペレーター、アスガー・ホルムは、イーベンという女性からの電話を受けます。彼女は「白いバンで連れ去られている」と訴え、アスガーは彼女が子供を自宅に残したまま連れ去られたことを察知します。アスガーは元々警察官でしたが、現在は何らかの理由で指令室勤務に回されており、この通報をきっかけに自ら事件の真相を追い始めます。
承:追跡の失敗と娘マチルドの証言
警察による白いバンの追跡は失敗に終わります。焦ったアスガーが独断でイーベンの自宅に電話をかけると、6歳の娘マチルドが応答し、「父親のミケルがナイフを持って母親を連れ去った」と説明します。この証言により、アスガーはイーベンの元夫ミケルが誘拐犯だと確信し、事件解決に向けて突き進んでいきます。
転:どんでん返し―真の犯人はイーベンだった
物語終盤、衝撃の真実が明らかになります。実はミケルはイーベンを誘拐していたのではなく、精神を病んだ彼女を心配し、精神科病院へ連れていこうとしていただけでした。そしてイーベンが「誘拐された」と話していたのは、彼女自身の虚偽の訴えだったのです。
さらに衝撃的なのは、幼い息子オリバーの安否です。警察が自宅を捜索した結果、オリバーは既に死亡していたことが判明します。イーベンは精神的な問題から「お腹の中にヘビがいる」という幻覚に苦しむオリバーを助けようとして、ナイフで彼の腹部を切ってしまっていたのでした。誘拐犯だと思われていたミケルではなく、母親であるイーベン自身が息子を死なせてしまっていたという、痛ましい真相が明らかになります。
結:アスガー自身の罪との対峙
アスガー自身にも隠された過去があります。彼はかつて警察官として職務中に19歳の若者を死なせており、その行為が正当防衛だったかどうかが翌日の裁判で争われる予定でした。アスガーは事件の真相と向き合う中で、自分自身の罪からも目を背けられなくなっていきます。
自殺を図ろうとするイーベンに対し、アスガーは自らの罪を告白し、彼女を説得します。イーベンは思いとどまり、警察に保護されます。すべてを告白したアスガーは、何かが吹っ切れたような表情で指令室を後にし、電話をかけようとするところで物語は幕を閉じます。



どんでん返しの伏線・考察
本作は電話の音声だけで進行するため、映像的なヒントがほとんどありません。それでも見返すと、序盤のアスガーの苛立った態度や、通信指令室での上司とのやり取りの端々に、彼自身が「裁判を控えている」ことを匂わせる違和感のある会話が挿入されています。また、イーベンの話し方が終始不安定で要領を得ないことも、単なる被害者の動揺ではなく、精神的な不調を示す伏線だったと捉えることができます。
タイトルの「GUILTY(有罪)」は単数形で示されていますが、実際には複数の登場人物が何らかの「罪」を抱えているという構造そのものが、この映画最大の仕掛けだと言えるでしょう。
キャスト・登場人物
- アスガー・ホルム(演:ヤコブ・セーダーグレン):緊急通報指令室のオペレーター。元警察官で、過去の事件により現場を離れている
- イーベン:アスガーに電話をかけてくる女性。精神的な不調を抱えており、事件の真相の鍵を握る人物
- ミケル:イーベンの元夫。誘拐犯だと疑われるが、実際は彼女を保護しようとしていた
- マチルド:イーベンとミケルの6歳の娘
2021年リメイク版(ジェイク・ギレンホール主演)との違い
2021年版はアントワーン・フークア監督、ジェイク・ギレンホール主演によるハリウッド・リメイクです。Wikipediaによると、脚本はニック・ピゾラットが手がけ、原作となったグスタフ・モーラー・エミール・ニゴー・アルバートセンのオリジナル脚本をベースにしています。舞台をデンマークからアメリカに移し、上映時間も85分から91分に延びています。基本的なプロット構造(電話音声だけで進行する一室完結型のサスペンス、どんでん返しの構図)はオリジナル版を踏襲していますが、主人公の設定や細部の演出には違いがあります。
2021年版はNetflixで独占配信されており、2018年デンマーク版はNetflixでは配信されていません。「Netflixでギルティを検索したら見つかった」という方は、こちらのリメイク版を観ている可能性が高いです。



『THE GUILTY/ギルティ』の配信状況(どこで観られるか)
結末を知ったうえで、改めて視聴したい・初めて視聴したいという方のために、2026年8月時点の配信状況をまとめました。以下はいずれも2018年デンマーク版の配信情報で、編集部が各サービスの公式サイトで直接確認したものです。
| 配信サービス | 配信状況 | 備考 |
|---|---|---|
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見放題 | 31日間無料トライアルあり |
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見放題 | プライム会員特典として視聴可能 |
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配信あり | 字幕版・吹替版とも配信 |
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レンタル | 参考価格500円程度(公式サイトで要確認) |
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DVD宅配レンタル | 旧作扱い。30日間無料お試し期間内なら実質無料 |
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配信あり | WOWOW契約者向け。詳細条件は公式サイトで要確認 |
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配信なし | Netflixにあるのは2021年リメイク版のみ |
上記以外(Lemino・ABEMAプレミアム・DMM TV・Disney+)については、2026年8月時点で編集部が配信の有無を明確に確認できませんでした。配信状況は変動しやすいため、視聴前には各サービスの公式サイトで最新情報をご確認いただくことをおすすめします。
見放題ですぐに視聴したい方は、31日間の無料トライアルがあるU-NEXTがおすすめです。
すでに他のサブスクを契約中で、単発でDVDレンタルしたいという方にはTSUTAYA DISCASも選択肢になります。
感想・評価
本作は「電話の音声だけで進行する会話劇なのに引き込まれる」「どんでん返しの構成が秀逸」「主演の演技への評価が高い」といった声が多く聞かれます。一方で「映像的な派手さがなく映画館で観る必然性は薄い」「主人公に感情移入しにくい」という意見も見られます。



よくある質問(FAQ)
- 『THE GUILTY/ギルティ』の結末をひとことで教えてください
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誘拐犯だと思われていた元夫ミケルは無実で、実際に息子オリバーを死なせてしまったのは母親のイーベン自身でした。主人公アスガーも過去に人を死なせた自らの罪と向き合い、事件を通じて告白に至ります。
- 2018年版と2021年版、どちらを観ればいいですか?
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基本的なストーリー構造は共通しているため、どちらか一方で結末は分かります。オリジナルの緊張感を味わいたい方は2018年デンマーク版、馴染みのある俳優で観たい方はジェイク・ギレンホール主演の2021年版がおすすめです。
- 『THE GUILTY/ギルティ』はNetflixで観られますか?
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Netflixで配信されているのは2021年のジェイク・ギレンホール主演版のみです。本記事で解説している2018年デンマーク版はNetflixでは配信されていません(2026年8月時点)。2018年版を観たい方はU-NEXT・Amazon Prime Video・Huluをご利用ください。
- 『THE GUILTY/ギルティ』は実話ですか?
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いいえ、フィクションです。グスタフ・モーラーとエミール・ニゴー・アルバートセンによるオリジナル脚本で、特定の事件を題材にしたものではありません。
『THE GUILTY/ギルティ』が気に入った方におすすめの作品
どんでん返しの余韻に浸ったあとは、似たテイストの作品にも手を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
予想外の真相が明かされる系統の作品としては、『シックス・センス』の伏線と結末も見逃せません。


登場人物の「正体」が事件の鍵を握るサスペンスという意味では、『シンプル・フェイバー』も比較しながら観ると面白いかもしれません。


まとめ
『THE GUILTY/ギルティ』の結末は、誘拐犯だと思われていたミケルが実は無実で、真相は精神的な不調を抱えた母親イーベンが息子を死なせてしまっていたという、痛ましいどんでん返しでした。主人公アスガーも自らの過去の罪と向き合い、事件を通じて告白に至ります。「GUILTY(有罪)」というタイトルが指すのは一人ではなく、複数の登場人物が抱える罪であるという多層的な構成が、本作最大の見どころです。
結末を知ったうえで観返すと、序盤の何気ない会話の端々に散りばめられた伏線に気づきやすくなります。「ギルティ 映画 ネタバレ」が気になって検索した方も、ぜひこの機会に本編を通して視聴してみてください。
2026年8月時点の情報です。配信状況・料金は変更になる場合がありますので、視聴前に各公式サイトでの確認をおすすめします。
















