『復讐が足りない』ネタバレ|あらすじ・登場人物・最新話まで

「復讐が足りない」というタイトルにドキッとした方も多いのではないでしょうか。冬野梅子さんによる漫画『復讐が足りない』は、社内で起きた性加害事件をきっかけに、善良に生きてきた主人公が思いがけない道へと転がり落ちていく社会派クライムサスペンスです。この記事では、あらすじ・登場人物から現在までのストーリー展開まで、ネタバレを交えて詳しく解説します。

📌 結論(2026年8月時点)
  • 『復讐が足りない』は講談社「コミックDAYS」で連載中の漫画で、単行本は全3巻(モーニングKC)まで発売されています
  • 本作はまだ連載中で、物語は完結していません。そのため「結末」は現時点で存在せず、この記事でも結末をお伝えすることはできません
  • 1巻ラストで主人公・復田が加害者側に転落する大きな転換点があり、2〜3巻では隠蔽工作や違法ビジネスへの関与が描かれます
  • アニメ化・ドラマ化・映画化の発表は2026年8月時点で確認できていません
目次

『復讐が足りない』とは

『復讐が足りない』は、漫画家・冬野梅子さんによる青年マンガです。まずは作品の基本情報を整理しておきます。

作者冬野梅子(ふゆの うめこ)
掲載誌コミックDAYS(講談社・Web連載中)
レーベルモーニングKC
既刊全3巻(2026年8月時点・連載継続中)
ジャンル青年マンガ・クライムサスペンス・社会派
映像化2026年8月時点で発表なし(未映像化)

1巻は2025年12月10日、3巻は2026年6月10日に発売されており、コンスタントに巻を重ねています。講談社公式サイトによると、3巻はコミックDAYSでの2026年1〜3月掲載分を収録した内容です。

検索結果には「結末」「最終回」といったキーワードを含む記事も見かけますが、本作は2026年8月時点でまだ連載中です。編集部が確認した限り、完結を示す公式発表は出ていません。この記事でも、現時点までのストーリー展開を整理する形でお伝えします。

あらすじ(ネタバレなし)

小さなIT企業に勤めるOL・復田朱里(ふくた しゅり)は、心の奥底に暴力衝動を秘めながらも、それを表に出さず、社会に適応して善良に生きてきました。ところがある日、同僚だった女性社員の退職理由が社内での性加害だったことを知り、くすぶっていた怒りに火がつきます。声を上げた復田を待っていたのは、加害者を守り被害者を軽んじる会社の歪んだ構造でした。

「正しさ」を貫こうとした主人公が、なぜ道を踏み外していくのか。ここから先はネタバレを含みますので、未読の方はご注意ください。

こんな人におすすめ・向かない人

本作は性加害・性被害というデリケートなテーマを正面から扱っているため、読む人を選ぶ作品でもあります。手に取る前の参考にしてみてください。

  • おすすめの人:社会問題に関心がある方、正義感の強い主人公が揺らいでいく心理描写が好きな方、後味のすっきりしない物語も楽しめる方
  • 向かない人:勧善懲悪でスカッとする展開を求めている方、性加害描写に抵抗がある方

登場人物紹介

  • 復田朱里(ふくた しゅり):主人公。IT企業に勤める30代前半のOL。暴力衝動を内に秘めているが、普段は温和に振る舞っている
  • 北広純兵(きたひろ じゅんぺい):復田の先輩社員。既婚で子どももいる。社内での性加害の加害者でありながら、なぜか会社に守られ続けている
  • 真中(まなか)さん:北広の性加害の被害者。退職に追い込まれた元同僚
  • 広尾:復田の同僚。物語後半、彼女の家庭内でも別の性加害が発覚する

【ネタバレ】1巻のストーリー展開(1〜6話)

小さなIT企業に勤める復田は、退職する同僚から「社内で性加害があった」と打ち明けられます。加害者は先輩社員の北広で、被害者は明るい性格で職場の人気者だった真中さんでした。

会社はこの事実を「公然の秘密」として扱いながらも、なぜか加害者である北広を守り続けます。復田が「おかしい」と声を上げても、上司や社長はまともに取り合わず、逆に復田自身が異動させられそうになるほどでした。被害者よりも加害者が守られる組織の理不尽さに、復田の怒りは募っていきます。

1巻ラストの転換点:井戸への転落

北広と対峙した復田は、彼を問い詰めます。北広は悪びれる様子もなく開き直り、復田に暴行を振るおうとしますが、もみ合ううちに足を滑らせて古い井戸に転落してしまいます。

復田は北広を助けることも、通報することもせず、その場を立ち去ります。声を上げていたはずの復田が、この瞬間に「加害者」としての一線を越えてしまう——これが1巻最大の転換点であり、物語全体の分岐点になっています。

【ネタバレ】2〜3巻のストーリー展開(7話以降)

井戸への転落を隠蔽した復田は、北広が生きているように見せかけるため、彼のスマホやSNSを使って偽装工作を続けます。しかしそこから、違法な大麻ビジネスに関与せざるを得なくなっていきます。

「もう犯罪なんてこりごり」と思いながらも自首はせず、むしろ開き直って前向きに生きようとする復田の姿が描かれていきます。

広がる「性加害」というテーマ

物語が進むにつれ、北広という一人の加害者が退場したあとも、性加害の問題そのものは終わりません。復田の同僚・広尾の家庭内でも、姉弟間での別の性加害が発覚します。「加害者に罪の意識が全くない」という構造が、職場という枠を超えて描かれていく展開です。

3巻のラストでは、北広が起こした別の性加害事件の被害者だという女性が、北広の行方を探して復田の前に現れるところで幕を閉じています。

主人公が「モンスター」として描かれないところが、この作品の恐ろしいところだと編集部は感じました。罪の意識を抱えながらも、普通に会社へ行き、普通に日常を送る復田の姿は、読んでいて落ち着かない気持ちにさせられます。

タイトル「復讐が足りない」の意味・由来

このタイトルの由来について、著者の冬野梅子さんはCINRA.netのインタビューで明かしています。きっかけは、友人が何気なく口にした「本当に復讐が足りてないよね」という一言から着想を得たそうです。

同インタビューによると、本作のテーマは著者自身の会社員時代の経験に基づいているとのこと。かつて勤めていた会社で同僚女性への性加害と、それに対する被害者バッシングを目の当たりにし、何もできなかった自分自身への思いが出発点になったそうです。主人公・復田が物語の中で「第三者」の立場にいるのも、著者自身が傍観者だった経験を反映していると語られています。

単なる復讐劇ではなく、「声を上げても何も変わらない社会への苛立ち」がタイトルに込められている——そう捉えると、物語の見え方が少し変わってくるのではないでしょうか。

今後の展開予想・見どころ

本作は連載中のため、今後の展開を断定することはできません。ただし、3巻ラストで「北広の別の被害者」という新たな人物が登場したことから、復田がこれまで隠してきた過去と正面から向き合わざるを得なくなる展開が予想されます。

また、広尾の家庭で描かれた「子ども同士の性加害」のように、本作は一貫して「性加害・被害は特定の悪人だけの問題ではない」という視点を掘り下げています。今後も北広個人の物語にとどまらず、社会構造そのものへの問いかけが続いていくのではないでしょうか。

『復讐が足りない』のように、連載中で結末がまだ見えない作品は他にもあります。今後の展開が気になる作品をお探しの方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてください。

『復讐が足りない』はどこで読める?

『復讐が足りない』は本作のホーム媒体である講談社「コミックDAYS」のほか、複数の電子書籍ストアで読むことができます(2026年8月時点)。

各ストアでキャンペーンや無料試し読みの範囲が異なる場合があるため、最新の条件は各公式ページでご確認ください。

まとめ

『復讐が足りない』は、「正しさ」を追い求めていた主人公が、社会の歪みの中で自らも一線を越えていく過程を描いた社会派クライムサスペンスです。単なる復讐劇ではなく、性加害・被害を取り巻く「第三者の責任」というテーマが、著者自身の実体験を通して丁寧に描かれています。

本作はまだ連載中で結末は見えていませんが、だからこそ今、続きを追いかける楽しみがある作品とも言えます。気になった方は、ぜひ1巻から手に取ってみてください。

よくある質問

『復讐が足りない』は完結していますか?

いいえ、2026年8月時点で連載中であり、完結していません。単行本は全3巻まで発売されています。

『復讐が足りない』はアニメ化・ドラマ化されますか?

2026年8月時点で、アニメ化・ドラマ化・映画化の発表は確認できていません。原作漫画のみでの展開となっています。

『復讐が足りない』は実話がベースになっていますか?

特定の事件を題材にしたノンフィクションではありませんが、著者の冬野梅子さんはCINRA.netのインタビューで、自身の会社員時代に経験した性加害・被害バッシングの記憶がテーマの出発点になったと語っています。

『復讐が足りない』はどこで読めますか?

講談社公式の「コミックDAYS」のほか、コミックシーモア・ebookjapan・Amazon Kindleなどの電子書籍ストアで読むことができます。コミックDAYSでは第1話を無料で読めます。

2026年8月時点の情報です。作品の展開・配信状況は変更になる場合があります。

この記事を書いた人

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