『銀河英雄伝説』時系列順の見る順番|本伝と新作の違いも解説

『銀河英雄伝説』は、1980年代の原作小説を皮切りに、OVA本伝・劇場版・OVA外伝、そして2018年からの新作「Die Neue These」まで、複数のアニメシリーズにまたがる長大な作品です。「時系列で検索したのに、結局どのシリーズから見ればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、物語の時系列としては旧作(OVA本伝)も新作「Die Neue These」も同じ原作ストーリーを描いており、どちらから見ても物語自体は追えます。ただし配信サービスや話数構成が異なるため、この記事では作品一覧・見る順番・物語の時系列・2026年9月時点の配信状況までまとめて解説します。

📌 結論(2026年9月時点)
  • 『銀河英雄伝説』には「OVA本伝(1988〜1997年・全110話)」と新作「Die Neue These(2018年〜・全48話)」という2つの独立したアニメシリーズがあり、どちらも原作の同じストーリーを描いています
  • 初めて見るなら、映像が見やすい新作「Die Neue These」から入るのがおすすめです
  • DMM TVは、編集部が確認できた範囲(邂逅・本伝第1期・外伝・策謀)すべてで見放題配信を確認できた唯一のサービスです
  • サービスによって配信している作品(シーズン)が異なるため、目当ての作品が配信中か個別に確認するのがおすすめです
目次

『銀河英雄伝説』アニメ作品一覧(制作年・話数まとめ)

まずはシリーズ全体の作品と制作年を整理します。『銀河英雄伝説』のアニメは大きく分けて「OVA本伝・劇場版・OVA外伝(旧作)」と「Die Neue These(新作)」の2系統で構成されています。

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区分作品名話数公開・放送時期
OVA本伝第1期全26話1988年12月〜1989年6月
OVA本伝第2期全28話1991年6月〜1992年2月
OVA本伝第3期全32話1994年7月〜1995年2月
OVA本伝第4期全24話1996年9月〜1997年3月
劇場版わが征くは星の大海60分1988年2月公開
劇場版黄金の翼60分1992年公開
劇場版新たなる戦いの序曲90分1993年12月公開
OVA外伝第1期全24話1998年2月〜
OVA外伝第2期全28話1999年12月〜2000年7月
Die Neue These1st「邂逅」全12話2018年4月TV放送開始
Die Neue These2nd「星乱」全12話2019年劇場先行上映
Die Neue These3rd「激突」全12話2022年3月劇場公開→2024年1月TV初放送
Die Neue These4th「策謀」全12話2022年9月劇場公開→2024年1月TV初放送

出典: 銀河英雄伝説(アニメ) – Wikipedia

OVA本伝(全4期・計110話)

1988年から1997年にかけて制作された、原作小説の本編をアニメ化したOVAシリーズです。全4期・計110話というボリュームで、銀河帝国の若き将官ラインハルトと自由惑星同盟の名将ヤン・ウェンリーの物語をじっくり描いています。

劇場版3部作

OVA本伝と並行して制作された劇場版3作品です。『わが征くは星の大海』はOVA本伝が始まる前の物語を描く外伝的な位置づけで、『黄金の翼』『新たなる戦いの序曲』も本編を補足するエピソードとして楽しめます。

OVA外伝(全2期・計52話)

本伝で描かれなかったエピソードや、キャラクターの若き日を補完するスピンオフです。本伝を見たあとに視聴すると、キャラクターの背景がより深く理解できる構成になっています。

新作「Die Neue These」(全4シーズン・全48話)

2018年から制作されている新作シリーズです。原作小説の同じストーリーを、現代の作画・演出でリメイクしています。「邂逅」はTVアニメとして先行放送され、「星乱」「激突」「策謀」は劇場(イベント上映含む)で先に公開されたのち、2024年1月から日本テレビ「AnichU」枠で全48話が一挙に地上波初放送されました。

『銀河英雄伝説』を見る順番は?物語の時系列と制作順の違い

「時系列」という言葉でこのシリーズを調べると混乱しやすいのですが、OVA本伝(旧作)と「Die Neue These」(新作)は、時系列上の前後関係にあるシリーズではありません。どちらも原作小説「黎明篇」から始まる同じ物語を、別の映像作品として描き直したもの、という関係になります。そのため「本伝の後に新作を見る」という続き物の発想ではなく、「同じ物語の2つのバージョンのうち、どちらから入るか」という選び方になります。

  1. 原作小説「黎明篇」〜「落日篇」(すべての起点となるストーリー)
  2. OVA本伝ルート:第1期→第2期→第3期→第4期(1988年〜1997年制作。劇場版3部作は本伝と並行して視聴可能)
  3. OVA外伝:本伝の補完エピソード(本伝視聴後がおすすめ)
  4. Die Neue Theseルート:邂逅→星乱→激突→策謀(2018年〜制作。本伝と同じストーリーを新作映像で描く独立したシリーズ)

ポイントは、Die Neue Theseは「本伝の後日談」ではなく「本伝と同じ物語を最初から新作映像で描き直したもの」という点です。この関係を知らずに「本伝を見てから新作を見る」と続編のつもりで視聴してしまうと、同じ展開が繰り返されて戸惑うことがあるので、先に構造を押さえておくとスムーズです。

編集部として個人的に思うのは、この「同じ物語を2つの映像シリーズが描いている」構造こそ『銀河英雄伝説』の独特なところだということです。どちらが「正解」というわけではなく、1988年から積み重ねられた重厚な旧作と、現代の作画・音響で見やすい新作、それぞれの魅力を比べながら選んでみてください。

初めて見る人向け

初めて『銀河英雄伝説』に触れる方には、作画・音響が現代基準で見やすい新作「Die Neue These」の「邂逅」から見始めるのがおすすめです。全12話とシーズンごとの区切りもわかりやすく、物語の全体像をつかみやすい構成になっています。

シリーズの成り立ちを順に追いたい人向け

1988年の制作開始から順を追ってシリーズの成り立ちを楽しみたい方には、OVA本伝第1期からの視聴がおすすめです。劇場版『わが征くは星の大海』は本伝が始まる前のエピソードを描いているため、本伝第1期の前後どちらで見ても楽しめます。

本伝を見終えたあとに深掘りしたい人向け

OVA本伝(または新作)を見終えた方には、続けてOVA外伝を見ることをおすすめします。本伝では描かれなかったキャラクターの若き日のエピソードが補完され、本編への理解がより深まります。

【物語の時系列】『銀河英雄伝説』はどんなストーリー?

銀河を二分する専制国家「銀河帝国」と、民主共和政を掲げる「自由惑星同盟」。若き軍人ラインハルト・フォン・ローエングラムと、同盟の若き名将ヤン・ウェンリーという2人の天才が、それぞれの立場から歴史を動かしていく群像劇です。宇宙艦隊戦を軸にしながら、政治・思想・個人の生き方までを描く長編スペースオペラとして知られています。

作中では、西暦をベースにした「宇宙暦」と、銀河帝国が制定した「帝国暦」という2つの暦が使われており、これが「時系列がわかりにくい」と言われる一因になっています。整理すると次のような関係です。

宇宙暦の起点西暦2801年、銀河連邦樹立を宇宙暦1年とする
帝国暦の起点宇宙暦310年、ルドルフの銀河帝国樹立宣言
新帝国暦の起点帝国暦490年(宇宙暦799年)、ローエングラム王朝成立
換算の目安宇宙暦の年数から489を引くと帝国暦、798を引くと新帝国暦になります

出典: 銀河英雄伝説の用語 – Wikipedia

物語(本伝「黎明篇」)は宇宙暦640年前後から始まり、帝国が同盟の存在を初めて認識した「ダゴン星域会戦」(宇宙暦640年)、ヤン・ウェンリーが名声を得た「エル・ファシル戦」(宇宙暦788年)、ラインハルトが台頭するきっかけとなった「第4次ティアマト会戦」(宇宙暦795年)といった戦役を経て、物語が大きく動いていきます。

出典: 銀河英雄伝説の戦役 – Wikipedia

旧作(本伝)と新作「Die Neue These」の違い

旧作(OVA本伝)と新作「Die Neue These」は、同じ原作小説を出発点としながら、映像としての作りが大きく異なります。旧作は1988年から1997年にかけて制作された、いわゆる王道の作画スタイルで、艦隊戦や政治描写をじっくり積み重ねる重厚な人間ドラマとして評価されています。一方の新作は、現代のアニメ制作水準で作画・音響が刷新されており、初めて銀英伝に触れる方にも見やすい仕上がりです。

物語の内容そのものは大きく変わらないため、「どちらが正解」というより、旧作特有の重厚な雰囲気を味わいたいか、現代的な映像美で見やすさを取りたいかで選ぶのがおすすめです。読者からは「艦隊戦の作り込みとキャラクターの思想対立が深い」「新作は作画・音響が現代基準で見やすい」といった声が多く聞かれます。

『銀河英雄伝説』はどの動画配信サービスで見れる?(2026年9月時点)

『銀河英雄伝説』はシリーズ内でも作品(シーズン)によって配信サービスが異なります。以下は2026年9月時点で編集部が確認できた範囲の配信状況です。確認できなかった項目は「情報なし」と明記し、憶測では書いていません。

OVA本伝・劇場版・外伝(旧作)の配信状況

本伝第1期と劇場版外伝『わが征くは星の大海』を編集部で確認したところ、以下の結果でした。本伝は全4期あるため、期によって対応状況が変わる可能性がある点にご注意ください。

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サービス配信状況月額(税込)無料期間
DMM TV見放題(本伝第1期・外伝で確認)550円14日間
Amazon Prime Video見放題(本伝第1期・外伝で確認)600円30日間
U-NEXT作品による(外伝は見放題/本伝第1期は配信なし)2,189円31日間
TSUTAYA DISCAS宅配レンタル(外伝で確認)旧作399円〜なし
Hulu配信なし(本伝第1期で確認)——
FOD配信なし(本伝第1期で確認)——

dアニメストア・Lemino・ABEMAプレミアム・WOWOWオンデマンドについては、本伝・外伝の配信有無を編集部で確認しきれませんでした。気になる方は各サービスの公式サイトでご確認ください。

編集部が確認した範囲では、DMM TVとAmazon Prime Videoが本伝第1期・外伝ともに見放題で視聴できました。DMM TVは月額550円と主要VODの中でも低価格な点が特徴です。DMM TVの評判が気になる方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

「Die Neue These」(新作)の配信状況

新作「Die Neue These」は、編集部で1st「邂逅」と4th「策謀」を確認したところ、シーズンによって対応サービスが異なっていました。全シーズンをまとめて視聴したい場合は、両方で見放題を確認できたDMM TVかU-NEXTが選択肢になります。

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サービス邂逅(1st)策謀(4th)月額(税込)
DMM TV見放題見放題550円(14日間無料)
U-NEXT見放題見放題2,189円(31日間無料)
Amazon Prime Video配信なし見放題600円(30日間無料)
Hulu見放題配信なし1,026円
FOD見放題配信なし1,320円
dアニメストア配信終了(2026年9月確認)情報なし—

Lemino・ABEMAプレミアム・Netflix・WOWOWオンデマンドでは、確認した2作品ともに配信されていませんでした。dアニメストアは「邂逅」について、2026年9月時点で作品ページに「現在公開中の話がありません」と表示されており、実質的に配信終了しているとみられます。一部の情報サイトで「dアニメストアで配信中」と書かれているのを見かけることがありますが、編集部が確認した限りでは配信されていません。

U-NEXTは、確認できた2シーズンともに見放題で視聴できました。U-NEXTの評判が気になる方は、以下の記事もあわせてご確認ください。

『銀河英雄伝説』を無料で見る方法はある?

2026年9月時点で編集部が確認した範囲では、『銀河英雄伝説』を単体で無料視聴できる公式サービスは見当たりませんでした。ただし、DMM TVやU-NEXTの無料体験期間を使えば、実質無料でシリーズをまとめて視聴できます。

  • DMM TV:初回14日間の無料体験期間中に解約すれば料金はかかりません
  • U-NEXT:初回31日間の無料体験期間中に解約すれば料金はかかりません

いずれも無料体験期間の終了日を過ぎると自動的に月額料金が発生するため、視聴が終わったタイミングで早めに解約手続きをしておくと安心です。DMM TVの具体的な解約手順やベストなタイミングについては、以下の記事で詳しく解説しています。

『銀河英雄伝説』の時系列に関するよくある質問

銀河英雄伝説はどこから見ればいいですか?

初めて見る方には、作画・音響が現代基準で見やすい新作「Die Neue These」の1st「邂逅」から見始めるのがおすすめです。旧作の重厚な雰囲気を先に味わいたい方は、OVA本伝第1期から見てもかまいません。どちらも同じ原作ストーリーを描いています。

本伝とDie Neue Theseは時系列でつながっていますか?

いいえ、続編・後日談の関係ではありません。OVA本伝(旧作)とDie Neue These(新作)は、どちらも原作小説「黎明篇」から始まる同じ物語を、別の映像作品として描いたものです。

本伝と外伝、どちらを先に見るべきですか?

本伝を先に見ることをおすすめします。外伝は本伝で描かれなかったキャラクターの若き日のエピソードを補完する内容のため、本伝のストーリーを知ったうえで見るとより楽しめます。なお劇場版『わが征くは星の大海』は本伝が始まる前の時期を描いているため、本伝の前後どちらで見ても問題ありません。

銀河英雄伝説を一気に見れる配信サービスはどこですか?

2026年9月時点で編集部が確認した範囲では、DMM TVが本伝第1期・外伝・Die Neue Theseの邂逅・策謀のすべてで見放題配信を確認できた唯一のサービスでした。まとめて視聴したい方はDMM TVを軸に検討するのがおすすめです。

銀河英雄伝説を全部見るには何話ありますか?

OVA本伝が全110話、OVA外伝が全52話、新作「Die Neue These」が全48話で、これに劇場版3作品を加えると合計210話を超える大型シリーズです。一気見するというより、シーズン単位で少しずつ見進めるのがおすすめです。

銀河英雄伝説の新作アニメ(続編)はいつ配信されますか?

2026年9月時点で、編集部が公式サイトを確認した限りでは、次のシーズンの制作や放送時期に関する正式な発表は見当たりませんでした。続報が入り次第、この記事でも更新予定です。

2026年9月時点の情報です。配信状況・料金は変更になる場合がありますので、視聴前に各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。

この記事を書いた人

VOD TIMES 編集部のアバター VOD TIMES 編集部 VOD情報メディア「VOD TIMES」編集部

VOD TIMES 編集部は、動画配信サービス(VOD)専門の情報メディアです。
U-NEXT・Netflix・Disney+・Amazon Prime Videoなど主要VODの公式情報と実際の視聴体験にもとづき、料金・作品数・無料期間などを横断比較。「見たい作品をどこで観られるか」「どのVODが自分に合うか」を中立的な視点で解説しています。
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