『ハリー・ポッター』のロケ地・聖地はどこ?行き方ガイド

📌 結論(2026年10月時点)
  • 『ハリー・ポッター』のロケ地・聖地はイギリス全土に点在しています。ロンドン市内だけでも複数回れる場所があります。
  • 最も確実に「本物のセット」が見られるのは、ロンドン郊外の「ワーナー・ブラザース・スタジオツアー・ロンドン」です。
  • イギリスまで行けない方には、東京都練馬区の「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」が同じ体験を国内で楽しめます。

『ハリー・ポッター』を観ていると、ホグワーツやダイアゴン横丁が実在する場所のように感じられますよね。実はあのシリーズ、セットだけでなくイギリス各地の実在する駅・図書館・大聖堂・城で撮影されていて、今でも足を運べば映画のワンシーンそのままの風景に出会えます。この記事では、ロンドン市内から地方まで、実際に訪れられる『ハリー・ポッター』のロケ地・聖地を、行き方や注意点とあわせて紹介します。

目次

『ハリー・ポッター』のロケ地・聖地はどこにある?

『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地は、大きく分けると「ロンドン市内」「オックスフォード」「イギリス地方(ウィルトシャー・グロスター・ノーサンバーランド・スコットランド)」の3エリアに分かれています。さらに、実写ロケ地とは別に、映画のセット・小道具の実物を見られる「ワーナー・ブラザース・スタジオツアー・ロンドン」も外せないスポットです。

ロンドン市内は地下鉄で回れる場所が多く、半日あれば主要なスポットを押さえられます。一方、オックスフォードや地方のロケ地は日帰りツアーか1泊の小旅行が必要になるので、滞在日数に応じて優先順位を決めるのがおすすめです。それぞれのエリアで、作中のどのシーンに使われた場所なのかを順番に見ていきましょう。

ロンドン市内の『ハリー・ポッター』ロケ地

ロンドン市内には地下鉄・徒歩で回れる『ハリー・ポッター』ゆかりのスポットが集まっています。滞在時間が限られている方は、まずこのエリアから回るのが効率的です。

キングス・クロス駅 プラットフォーム9と3/4

ハリーたちが毎年ホグワーツ特急に乗り込む、シリーズ屈指の象徴的なシーンのロケ地です。駅構内には壁に半分めり込んだトロリー(荷物カート)のオブジェが設置されていて、隣接する公式ショップ「The Harry Potter Shop at Platform 9¾」も人気の撮影スポットになっています。

ショップの営業時間は月〜土曜が8:00〜22:00、日曜が9:00〜20:00です(公式サイト、2026年10月時点)。トロリーでの記念撮影自体は無料で楽しめますが、公式スタッフによる撮影サービスは有料です。朝イチか夜遅くの時間帯は列が短くなりやすいので、混雑を避けたい方は時間帯をずらしてみてください。

レドンホール・マーケット

『賢者の石』でダイアゴン横丁(魔法使いの商店街)の外観モデルになったとされるアーケード型の市場です。19世紀から続く歴史的な建物で、現在も飲食店やショップが営業する現役の商業施設のため、入場無料でいつでも訪れられます。最寄り駅はモニュメント駅(District線・Circle線、徒歩4分)またはバンク駅(Central線等、徒歩5分)です(公式観光情報、2026年10月時点)。

ミレニアム・ブリッジ

『謎のプリンス』の冒頭、死喰い人によって破壊される橋として登場するのが、テムズ川に架かるミレニアム・ブリッジです。セント・ポール大聖堂とテート・モダンを結ぶ歩行者専用橋で、こちらも入場無料、24時間通行できます。

セント・パンクラス駅

キングス・クロス駅のすぐ隣に建つ駅舎で、外観カットの一部に使われています。ゴシック様式の赤レンガ建築が印象的で、キングス・クロス駅とあわせて立ち寄りやすいのも魅力です。

オックスフォードの『ハリー・ポッター』ロケ地

ロンドンから電車で1時間ほどのオックスフォードには、ホグワーツの内部シーンのモデルになった歴史的建造物が集まっています。大学都市ならではの重厚な雰囲気も魅力です。オックスフォード駅からは徒歩で市街地中心部まで5〜10分ほどで、クライスト・チャーチ・ボドリアン図書館ともに徒歩圏内にあります(公式サイト、2026年10月時点)。

クライスト・チャーチ

オックスフォード大学の中でも特に歴史あるカレッジで、グレートホール(大食堂)が『賢者の石』のホグワーツ大広間のモデルになりました。実際の大広間はセットで撮影されていますが、クライスト・チャーチの内装からインスピレーションを得たことで知られています。

入場料・開館時間はシーズンや大学の行事予定によって変動するため、訪れる直前に公式サイトで最新情報を確認してから向かうのがおすすめです。

ボドリアン図書館

ホグワーツの図書室や医務室のロケ地として知られる、オックスフォード大学の中心的な図書館です。なかでも「Divinity School(神学校)」と呼ばれる部屋が撮影に使われました。館内を見学するには公式ツアー(30分または60分)の予約が必要で、開館時間は月〜金曜9:00〜17:00、土日は10:00〜17:00です(公式サイト、2026年10月時点)。訪問前に公式サイトでツアーの空き状況を確認してから予定を組んでください。

イギリス地方の『ハリー・ポッター』ロケ地

ロンドンから少し足を延ばすと、より「魔法世界」らしい雰囲気の残る地方のロケ地に出会えます。日帰りツアーに参加するか、レンタカーで巡るのが一般的です。

レイコック(ウィルトシャー)

ナショナル・トラストが管理する「レイコック修道院」の回廊が、ホグワーツの廊下シーンに使われています。さらに村全体が中世の街並みをそのまま残しており、ハリーの生家があるゴドリックの谷周辺のシーンにも使われました。開館時間・入場料はナショナル・トラストの公式サイトで季節ごとに更新されるため、訪問前に確認しておくと安心です。アクセスはロンドン・パディントン駅からチップナム駅まで鉄道で約1時間、チップナム駅からはバスX34で約15分です(ジョージ・イン停留所で下車、参考情報、2026年10月時点)。

グロスター大聖堂

美しい扇形天井(ファン・ヴォールト)の回廊が、『賢者の石』『秘密の部屋』でホグワーツの廊下として登場しました。入場は寄付制で、大人は£5が推奨額となっています。開館時間は月〜金曜10:00〜17:00、土曜10:00〜16:00、日曜は12:00〜14:30と16:00〜17:00です(公式サイト、2026年10月時点)。日曜は礼拝の時間帯を避けて訪れるとゆっくり見学できます。

アニック城(ノーサンバーランド)

『賢者の石』でハリーたちがほうきの飛び方を習うシーンのロケ地です。現在も春から秋のシーズン中は毎日10:00に開場し、最終入場は15:45となっています(公式サイト、2026年10月時点)。2026年シーズンは10月20日までの営業なので、訪問時期によっては休園している場合があります。入場料は公式サイトのチケットページで確認してください。最寄り駅はアルンマウス駅で、駅からバス(X20系統など)で10〜15分、そこから徒歩10分ほどでアニック城に到着します(参考情報、2026年10月時点)。

グレンフィナン高架橋(スコットランド)

ホグワーツ特急が渡る、21連のアーチが美しい高架橋です。実際に蒸気機関車「ジャコバイト号」に乗って橋を渡ることもでき、2026年シーズンは6月1日から10月23日まで運行されています。フォートウィリアム駅から約52分でグレンフィナン駅に到着し、往復運賃は大人約£55〜60(1等車は約£82〜90)です(公式サイト、2026年10月時点)。人気の高い区間のため、早めの予約をおすすめします。

ワーナー・ブラザース・スタジオツアー・ロンドン(本物のセットが見られる場所)

ここまで紹介したロケ地はあくまで「映画のモデルになった実在の建物」ですが、ホグワーツの大広間セットや組分け帽子、ハリーの杖といった小道具の実物をそのまま見られるのが「ワーナー・ブラザース・スタジオツアー・ロンドン」です。ロンドン中心部からは電車とシャトルバスを乗り継いで1時間ほどの、ハートフォードシャー州リーブズデンにあります。

完全事前予約制で、チケットは公式サイトからの日時指定購入のみとなっています。2026年の料金は大人(16歳以上)£58.50、子供(5〜15歳)£47.00、ファミリーチケット£188、4歳以下は無料です(公式サイト、2026年10月時点)。人気が高く、人気が高く売り切れることもあるため、旅程が決まったらできるだけ早く予約しておくのが安心です。

編集部としては、イギリスで1箇所だけ『ハリー・ポッター』ゆかりの場所を選ぶなら、点在するロケ地よりもこのスタジオツアーを優先することをおすすめします。実際のセットや衣装、特殊効果の裏側まで見られるので、「本物に会えた」という満足度が段違いだからです。

イギリスに行けなくても楽しめる「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」

2023年に開業した「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター‐」は、ロンドン版と同じコンセプトのスタジオツアーを日本国内で体験できる施設です。所在地は東京都練馬区春日町1-1-7で、西武豊島線・豊島園駅から徒歩2分、新宿駅からは都営大江戸線で約20分というアクセスの良さも魅力です(公式サイト、2026年10月時点)。

料金は単体チケットで大人(18歳以上)6,300〜7,300円、中人(12〜17歳)5,200〜6,000円、小人(4〜11歳)3,800〜4,400円です(公式サイト、2026年10月時点)。ガイド付きツアーやアフタヌーンティー付きの上位チケットも用意されています。「いつかイギリスに行ってみたいけど、まずは国内で雰囲気を味わいたい」という方には、こちらから訪れてみるのもおすすめです。

『ハリー・ポッター』ロケ地巡りのモデルコース・回り方のコツ

初めてロケ地を巡る方向けに、滞在日数別の回り方の目安をまとめました。ロンドンと地方では移動時間がまったく異なるので、無理のないスケジュールを組むことが満足度を左右します。

  • 半日(ロンドン市内のみ):キングス・クロス駅 → レドンホール・マーケット → ミレニアム・ブリッジの順に地下鉄・徒歩で移動。1日あれば十分に余裕を持って回れます。
  • 1泊2日(ロンドン+オックスフォード):1日目にロンドン市内を回り、2日目に電車でオックスフォードへ日帰り。クライスト・チャーチとボドリアン図書館は徒歩圏内にあるので、半日あれば両方見学できます。
  • 3泊4日以上(地方まで足を延ばす):ロンドン・オックスフォードに加えて、レンタカーまたはツアーバスでレイコックやグロスター大聖堂へ。スコットランドのグレンフィナン高架橋まで足を延ばす場合は、別途1〜2日の余裕を見ておくと安心です。

スタジオツアー・ロンドンは単独で半日〜1日かかるボリュームなので、他のロケ地と同じ日に詰め込まず、1日まるごと確保しておくことをおすすめします。また、オックスフォードやレイコック、グロスターのような地方のスポットは、個人でも鉄道・バスで行けますが、効率よく回りたい場合はロンドン発の日帰りツアーに参加するのもひとつの方法です。

日本からのアクセスの基本

日本からロンドン・ヒースロー空港までは、JAL・ANA・ブリティッシュ・エアウェイズが直行便を運航しており、所要時間は片道およそ12時間30分です(参考情報、2026年10月時点)。時差は夏時間で8時間、冬時間で9時間あるので、到着後1〜2日は時差ぼけを見込んでスケジュールに余裕を持たせておくと、ロケ地巡りも楽しみやすくなりますよ。

ヒースロー空港からロンドン中心部(パディントン駅)へは、ヒースロー・エクスプレスで約15分、エリザベス線でも約27分です(地下鉄利用の場合は約49分、公式サイト、2026年10月時点)。キングス・クロス駅やオックスフォード方面へもロンドン中心部からそのままアクセスできるので、到着後の移動に大きな負担はかかりません。

よくある質問(FAQ)

『ハリー・ポッター』のロケ地は日本からでも行けますか?

はい、行けます。日本からロンドン・ヒースロー空港までは直行便で片道約12時間30分です。ロケ地の多くはロンドン市内や近郊にまとまっているため、1〜2週間程度の旅行でも十分に巡れます。

ロンドンから日帰りで回れるロケ地はありますか?

オックスフォード(クライスト・チャーチ、ボドリアン図書館)は電車で片道1時間程度のため、日帰りで十分に回れます。レイコックやグロスター大聖堂も日帰りツアーで訪問可能です。スコットランドのグレンフィナン高架橋は移動距離が長いため、日帰りではなく1泊以上の旅程をおすすめします。

ワーナー・ブラザース・スタジオツアー・ロンドンは予約必須ですか?

はい、完全事前予約制です。公式サイトから日時指定でチケットを事前予約する必要があり、予約なしでの入場はできません。人気が高く売り切れることもあるため、旅程が決まり次第早めに予約することをおすすめします。

イギリスに行かなくてもスタジオツアーは楽しめますか?

楽しめます。2023年に開業した「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」(東京都練馬区)は、ロンドン版と同じコンセプトのスタジオツアーを日本国内で体験できる施設です。西武豊島線・豊島園駅から徒歩2分とアクセスも良好です。

ロケ地巡りに向いている季節はいつですか?

アニック城のような屋外施設は季節営業のため、オフシーズンは休園しています(2026年シーズンは10月20日までの営業)。グレンフィナン高架橋を走るジャコバイト号も6月〜10月の運行です。一方、ロンドン市内やスタジオツアーは通年楽しめるので、地方のロケ地まで回りたい場合は春〜秋の旅程を組むのがおすすめです。

2026年10月時点の情報です。各施設の開館時間・料金・運行期間は変更になる場合があるため、訪問前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

この記事を書いた人

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