漫画『モンキーピーク』は、登山レクリエーションに参加した製薬会社の社員たちが、謎の巨大な猿に次々と襲われていくパニックホラー作品です。全12巻で完結していますが、「結局誰が生き残るの?」「猿の正体や黒幕は?」と、結末が気になって検索した方も多いのではないでしょうか。
この記事では、『モンキーピーク』の結末を含む全巻のネタバレと、続編『モンキーピーク the Rock』・スピンオフ『モンキーサークル』のあらすじ、そして本編を実際に読む方法・タテアニメ版の視聴状況までまとめて解説します。
『モンキーピーク』は、生存者早乙女・宮田・佐藤の3名、死者56名という壮絶な結末を迎えます。猿の正体は藤谷製薬が起こした薬害事件の被害者たちによる復讐計画で、黒幕はトオルとその母親、そして社内に潜んでいた長谷川部長・林でした。続編『モンキーピーク the Rock』・スピンオフ『モンキーサークル』も含めて全シリーズ完結済みです。
『モンキーピーク』とはどんな作品?
作者・連載情報・巻数
『モンキーピーク』は、志名坂高次(原作)・粂田晃宏(作画)によるパニックホラー漫画です。日本文芸社『週刊漫画ゴラク』にて2016年9月16日号から2019年9月6日号まで連載され、単行本全12巻で完結しています。シリーズ累計発行部数は2022年1月時点で200万部を突破しており、続編・スピンオフを含めて根強い人気を誇る作品です。
舞台設定とあらすじ
薬害問題で社会的に苦境に立たされていた製薬会社・藤谷製薬の社員たちは、結束を高めるためのレクリエーションとして山岳地帯を訪れます。ところがキャンプ初日の夜、鉈を持った巨大な猿のような生物に遭遇し、翌朝には同僚の惨殺死体を発見してしまいます。携帯電話も何者かに破壊され、外部への救助要請もできない状況の中、社員たちは複数の猿による執拗な襲撃を受けながら下山を試みますが、次第に「内通者がいるのでは」という疑心暗鬼が広がっていきます。
【ネタバレ】結末までのあらすじを巻ごとに解説
ここからは全12巻のネタバレを含みます。まだ読んでいない方はご注意ください。
1〜3巻|猿の襲撃と孤立
山岳レクリエーション初日、社員の加藤がクマに襲われて重傷を負います。全員が車に避難しますが、今度は木の棒を持った猿がクマを圧倒して追い返すという異常事態が発生。山小屋に到着した一行は絶望的な状況の中で襲撃に備えますが、社長が毒入りの缶詰で命を落とし、裏切り者として疑われた早乙女が一人小屋を去ることになります。
4〜6巻|分裂と内通者疑惑
山小屋に留まる班と、自力で下山を試みる班に分かれた一行は、それぞれ猿の襲撃を受けて多くの犠牲者を出します。早乙女たちはスリングを駆使して猿の撃退に成功するものの、佐藤が猿に誘拐されるなど、事態はさらに悪化していきます。
7〜9巻|魔猿と黒幕の影
救助ヘリが猿の妨害で墜落し、生存していた乗組員たちも謎の日本刀の男と猿によって殺害されてしまいます。目的地の岩砕山に到着した一行の前に、別格の力を持つ「魔猿(まさる)」が現れ、社員の八木があっけなく殺害されるという衝撃の展開に。さらに部長の長谷川が裏切り者であることが発覚します。
10〜12巻|最終決戦への布石
長谷川部長が自ら裏切り者であることを公表し、藤谷製薬が5年前に薬害事件で死者を出していた過去が明かされます。今回の登山レクリエーションは、その罪滅ぼしのために企画されたものでした。猿を統率する日本刀の男・トオルを止めない限り事態は収束しないと知った早乙女たちは、いよいよ最終決戦へと向かいます。
【ネタバレ】最終回・結末|生存者・黒幕・猿の正体
生存者は早乙女・宮田・佐藤の3名
岩砕山で起きた惨劇による死者は56名にのぼり、救助された生存者は早乙女稜・宮田・佐藤貴子のわずか3名でした。安斎の活躍もあって魔猿を打ち倒すことに成功しますが、生き残った安斎が暴走を始め、早乙女達を始末しようと考え始めます。最終的に早乙女と安斎の一騎討ちとなり、安斎は死亡。長い岩砕山のテロ事件はここで幕を閉じます。物語のラストでは、洞窟で出会った少年マコトを早乙女が引き取り、早乙女と佐藤が結ばれる展開も描かれました。
猿の正体と黒幕|薬害事件の被害者たちの復讐
社員たちを襲った「猿」の正体は、猿の被り物を被った人間たちでした。その正体は、藤谷製薬が起こした薬害問題の被害者たちです。彼らの目的は「伝説の猿の仕業として藤谷製薬の人間を惨たらしく殺した後で自分たちも自害して姿を消し、事件を『悪人には必ず報いがある』という伝説として世間に知らしめること」でした。首謀者は薬害で妹を亡くしたトオルとその母親で、社内には長谷川部長と、長谷川の実の娘である林が内通者として潜んでいました。ただし、驚異的な身体能力を持つボス格の「魔猿」だけは着ぐるみではなく、正体不明の怪物として描かれています。
死者数と事件の全貌
最終的な死者数は56名。社員一行のほとんどに加え、猿側の実行犯である薬害被害者たちも、社員一行の反撃と魔猿の暴走によって全員命を落としました。「復讐と贖罪を同時に果たす」というトオルたちの計画は達成されたとも、失敗したとも言い切れない、後味の重い結末となっています。単なる化け物退治ではなく、加害企業と被害者双方の視点が描かれているからこそ、読み終えたあとにずっしり残る作品ですよね。
閉ざされた空間で人間関係が崩れていく緊迫感のあるサバイバルホラーが好みの方には、次の作品もおすすめです。

続編『モンキーピーク the Rock』・スピンオフ『モンキーサークル』のネタバレ結末
『モンキーピーク』は本編だけでなく、前日譚のスピンオフと直接の続編があり、いずれも完結しています。
前日譚『モンキーサークル』のネタバレ
『モンキーサークル』は『モンキーピーク』の前日譚にあたるスピンオフで、全2巻。動画配信者のリョウが一攫千金を狙い、猿人が目撃される森へ探検に出かけるところから物語が始まります。生き残ったメンバーは猿の姿を収めたカメラを持ち脱出を試みますが、次々と命を落としていきます。ただ一人生き残ったシマは、裏切ったリョウにカメラを奪われ、証拠を失ったまま復讐を誓うことになります。この事件は本編・続編の中で「りょうちゃんねる事件」として語られています。
続編『モンキーピーク the Rock』のネタバレ
『モンキーピーク the Rock』は全9巻で完結している直接の続編です。岩砕山事件から約1年後、佐藤と交際していた早乙女のもとに、親友・宮田が行方不明になったという知らせが届きます。捜索隊に同行した早乙女は洞窟に閉じ込められ、新種の強化型猿や盲目の猿の群れとの死闘を強いられることに。最終的に早乙女たちは生還を果たし、猿を管理していた黒幕の正体(トオルの母親)も明らかになります。ラストでは、洞窟で保護された少女マコトが早乙女の養子になるという後日談も描かれ、シリーズは完結を迎えました。
『モンキーピーク』はどこで読める?漫画・タテアニメの視聴方法
漫画を電子書籍で読む方法
『モンキーピーク』本編・続編『the Rock』・スピンオフ『モンキーサークル』は、いずれも電子書籍サービスで読むことができます。U-NEXTでは単冊652円〜・単話71円〜で購入でき、購入額の最大40%がポイント還元されるほか、初めて登録すると600円分のポイントがもらえるので、実質数十円〜無料で1話目を読むことも可能です(31日間無料トライアル、月額2,189円・税込。2026年7月時点で編集部が公式サイトにて確認)。コミックシーモアでも1巻から試し読みができます。
同じようにアニメ化された漫画のネタバレ・配信情報をまとめた記事もあわせてチェックしてみてください。

タテアニメ版はどこで観れる?(アニメビーンズ配信)
『モンキーピーク』は2018年10月26日から、スマートフォン向けアニメ配信アプリ『アニメビーンズ』でタテアニメ(縦型アニメ)として配信されていました。主人公・早乙女役を八代拓さん、友人の宮田役を寺島拓篤さん、佐藤役を元AKB48の折井あゆみさんが演じるなど、豪華声優陣が話題を呼んだ作品です。

よくある質問
- モンキーピークの猿の正体は?
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大半は猿の被り物を被った人間で、藤谷製薬が起こした薬害事件の被害者たちでした。ただし、驚異的な身体能力を持つボス格の「魔猿」だけは正体不明の怪物として描かれています。
- モンキーピークは何巻で完結?
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単行本全12巻で完結しています。2016年9月から2019年9月まで『週刊漫画ゴラク』で連載されました。
- モンキーピークの黒幕は誰?
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薬害事件で妹を亡くしたトオルとその母親が首謀者です。社内には長谷川部長と、長谷川の実の娘である林が内通者として潜んでいました。
- モンキーピーク the Rockはどんな話?
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本編の1年後を描く直接の続編です。行方不明になった宮田を捜索するため洞窟に入った早乙女たちが、新種の強化型猿と対峙します。全9巻で完結しています。
まとめ
『モンキーピーク』は、生存者3名・死者56名という衝撃の結末を迎えるパニックホラー漫画です。猿の正体や黒幕には、藤谷製薬の薬害事件という重い背景があり、続編『モンキーピーク the Rock』・スピンオフ『モンキーサークル』まで含めて一つの大きな物語として完結しています。結末を知った上で改めて読み返すと、伏線や人間関係の描写がより深く楽しめる作品です。気になった方は、電子書籍でぜひ本編から読んでみてください。








