ABEMAの画面録画はできる?公式の保存方法を解説

ABEMAで観ている番組を、あとで見返せるように保存したい。そう思って「画面録画」を調べている方も多いのではないでしょうか。ただ、ABEMAの画面録画は「真っ黒になって保存できない」というトラブルが起きやすいうえに、合法・違法のラインもあいまいなまま進めてしまいがちです。この記事では、2026年9月時点の公式情報をもとに、画面録画の前提知識と、ABEMA公式の保存方法、パソコン・スマホでの一般的な録画方法までをまとめて解説します。

目次

ABEMAの画面録画はできる?結論から解説

📌 結論(2026年9月時点)
  • あとで見返したいだけなら、ABEMA公式の「動画ダウンロード機能」で保存するのが最も簡単で安全です
  • ただしダウンロード機能はABEMAプレミアム会員限定・スマホアプリのみ対応で、パソコンは非対応です
  • 画面録画そのものも方法はありますが、著作権法や利用規約を踏まえた注意点があります

ABEMAには、番組を録画する専用の機能はありません。そのかわり、ABEMAプレミアム会員向けに「動画ダウンロード機能」が用意されており、スマホアプリ上でオフライン再生用に番組を保存できます。パソコンでの視聴を保存したい場合や、無料会員のまま保存したい場合は、この後解説する画面録画という手段を検討することになりますが、その前に知っておきたい注意点があります。

編集部としては、「録画ソフトを使ってどうにか保存する」より先に、まず公式のダウンロード機能で解決できないかを確認することをおすすめします。手順も少なく、画質も安定していますし、あとで説明する著作権まわりの心配をしなくて済むからです。

ABEMAの画面録画・保存は違法?知っておきたい前提

画面録画の方法を紹介する前に、まず前提を整理しておきます。「バレるかどうか」よりも先に、「何がルール上問題になりやすいのか」を知っておくと、余計なリスクを避けられます。

私的利用の範囲なら問題になりにくい

著作権法30条1項では、自分や家族など限られた範囲で個人的に楽しむための複製(私的使用のための複製)は、原則として著作権侵害にはならないとされています。ABEMAで正規に視聴できる番組を、自分があとで見返す目的だけで保存する行為は、この私的使用の範囲に収まると考えられるケースが多いです。

技術的保護手段(DRM)の回避や第三者への配布は著作権法違反になる

一方で、私的使用の範囲には例外があります。著作権法30条1項2号では、コピーガードなどの技術的保護手段を回避することで可能になった複製を、そのことを知りながら行った場合は、私的使用の複製として認められないと定められています。ABEMAの映像には著作権保護のための技術が使われているため、これを回避するような方法での保存は、たとえ個人で楽しむ目的でも法律上の問題になり得ます。

また、保存した動画をSNSや動画投稿サイトにアップロードしたり、第三者に配布・販売したりする行為は、私的使用の範囲を明確に超えるため著作権侵害にあたります。保存はあくまで自分だけが見返す範囲にとどめ、共有や配布はしないようにしましょう。

ABEMA公式「ダウンロード機能」でオフライン保存する方法

ABEMAには、通信環境がなくても視聴できる「動画ダウンロード機能」が用意されています。画面録画をあれこれ試す前に、まずこの機能で目的を達成できないか確認するのがおすすめです。

項目内容
対応デバイススマホアプリのみ(iOS・Android)。パソコンは非対応
必要なアプリバージョンiOSアプリ 19.152.0以降 / Androidアプリ 10.148.0以降
対象会員ABEMAプレミアム会員限定(無料会員は利用不可)
保存可能数最大25個
画質高画質・中画質から選択可能
通信条件Wi-Fi接続時のみダウンロードする設定も可能
オフライン再生通信なしで再生可能
視聴期限配信期間に連動(見逃し視聴の期間が終了すると、ダウンロード済みでも視聴できなくなる)

なお、一部のコンテンツはダウンロード対象外に設定されている場合があります。対象外の番組には警告マークが表示され、その場合は通常のオンライン再生のみとなります(2026年9月時点、ABEMAヘルプ「動画ダウンロード機能とは」で確認)。

「マイビデオ」機能との違い(無料でできること)

ABEMAには「マイビデオ」というもう一つの保存に近い機能もあり、こちらは無料会員でも利用できます。ただし、ダウンロード機能とは役割がまったく異なるので混同しないようにしましょう。

マイビデオダウンロード機能
対象会員無料会員も利用可能ABEMAプレミアム会員限定
できること配信前・配信中の番組を登録し、放送後に見逃し視聴できる予約機能番組を端末に保存し、オフラインで再生する機能
通信環境視聴時にオンライン接続が必要ダウンロード後は通信なしで再生可能

つまり、「見逃した番組をあとで観たい」だけならマイビデオで足りますが、「通信環境がない場所でも観たい」「電波の悪い移動中に楽しみたい」といった目的にはダウンロード機能が必要になる、という整理です。

ダウンロード機能の使い方

STEP
ABEMAプレミアムに加入する

ダウンロード機能はABEMAプレミアム会員限定の機能のため、無料会員の方は加入が必要です。

STEP
アプリを最新バージョンに更新する

iOSアプリは19.152.0以降、Androidアプリは10.148.0以降が必要です。App Store・Google Playから最新版に更新しておきましょう。

STEP
保存したい番組のダウンロードアイコンをタップする

ダウンロード対応の番組であれば、番組ページにダウンロード用のアイコンが表示されます。表示されない場合はその番組がダウンロード対象外です。

STEP
画質を選んでダウンロードを開始する

高画質・中画質から選択してダウンロードを開始します。通信量が気になる方は、設定でWi-Fi接続時のみダウンロードするようにしておくと安心です。

パソコン(Windows/Mac)の標準機能でABEMAを画面録画する方法

パソコンにはダウンロード機能が用意されていないため、どうしても保存したい場合は画面録画という方法があります。ここではOS標準の機能を使う一般的な手順を紹介します。前述の通り、保存は私的利用の範囲にとどめ、共有・配布はしないようにしてください。

  • Windows: 「Win」+「G」キーでXbox Game Barを起動し、録画ボタンから画面録画を開始できます
  • Mac: 「Shift」+「Command」+「5」キーで画面収録メニューを開き、録画したい範囲を選んで開始できます

画面が真っ黒になる原因(HDCP/DRM保護)と対策

ABEMAの画面録画でよく起きるのが、映像部分だけが真っ黒になり音声だけ録れてしまうトラブルです。これは、HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)などのコピー防止技術が働いていることが主な原因です。保護されたコンテンツの映像出力を外部キャプチャから遮断する仕組みで、ブラウザやアプリ側のDRM実装によっては、ソフトウェアでの画面録画でも同様に制御がかかる場合があります。

黒画面になってしまうのは、裏を返せばコピーガードが正しく機能している証拠でもあります。無理に回避策を探すよりも、保存したい気持ちが強いコンテンツについては、先に紹介したABEMA公式のダウンロード機能が使えないかをまず確認する方が、結果的に早くて確実だと編集部としては感じています。

スマホ(iPhone/Android)の標準機能でABEMAを画面録画する方法

スマホの場合も、OSに標準搭載されている画面収録機能で録画自体は可能です。ただしパソコンと同様に、コピーガードの影響で映像が真っ黒になる、あるいは録画自体がブロックされるケースがあります。

  • iPhone: 「設定」→「コントロールセンター」で「画面収録」を追加しておき、コントロールセンターから録画を開始・終了します
  • Android: クイック設定パネルに「画面収録」(スクリーンレコーダー)が搭載されている機種が多く、そこから録画を開始できます。名称や搭載の有無は機種・OSバージョンによって異なります

スマホで保存したい場合は、ABEMAプレミアムに加入したうえで公式のダウンロード機能を使う方が、画質・手間の両面でシンプルなケースがほとんどです。

ペイパービュー(PPV)番組を録画する際の注意点

格闘技中継やライブ配信などのペイパービュー(PPV)番組は、通常の見放題番組とは別に注意しておきたいポイントがあります。

  • 視聴期間は番組ごとに異なります。見逃し視聴に対応している番組であれば、その視聴期間の終了までが視聴・購入の目安になります
  • ダウンロード機能への対応可否も番組ごとに異なり、公式ヘルプ上に一律の記載はありません。視聴画面にダウンロードアイコンが表示されているかどうかで個別に確認しましょう
  • 画面録画を行う場合も、前述の私的利用の範囲・配布禁止といった著作権上の注意点はPPV番組にも同様に当てはまります

購入前に、視聴期限だけは必ず確認しておくと安心です(2026年9月時点、ABEMAヘルプ「ペイパービュー(PPV)とは」で確認)。

よくある質問(FAQ)

ABEMAの画面録画はバレますか?

「バレるかどうか」よりも、私的利用の範囲を超える使い方(配布・アップロード等)をしないことの方が重要です。個人で見返すだけの保存であれば、まずはこの記事で紹介した公式のダウンロード機能を検討することをおすすめします。

無料会員でもダウンロード機能は使えますか?

いいえ、ダウンロード機能はABEMAプレミアム会員限定です(2026年9月時点)。無料会員が利用できるのは、見逃し視聴を予約する「マイビデオ」機能です。

ダウンロードした動画をパソコンに移せますか?

ダウンロード機能はスマホアプリ内でのオフライン再生を目的とした機能です。パソコンは対応デバイスに含まれていないため、ダウンロードした動画をパソコン側で扱う方法は用意されていません。

ダウンロードした動画はいつまで見られますか?

ダウンロード後も視聴期限はその番組の配信期間に連動します。配信(見逃し視聴)の期間が終了すると、ダウンロード済みの動画も視聴できなくなるため注意しましょう。

録画した動画をSNSにアップロードしてもいいですか?

保存した動画を第三者に配布・共有したり、SNSや動画投稿サイトにアップロードしたりする行為は、私的使用の範囲を超えるため著作権侵害にあたります。保存はあくまで自分だけが見返す範囲にとどめてください。

まとめ

ABEMAの番組を保存したいと考えたとき、まず検討したいのは画面録画ではなく、公式のダウンロード機能です。ABEMAプレミアム会員であればスマホアプリからオフライン保存ができ、画質やコピーガードによる黒画面トラブルを心配する必要もありません。どうしてもパソコンで、あるいは無料会員のまま保存したい場合に画面録画という選択肢がありますが、私的利用の範囲を超えないこと、特に配布やアップロードをしないことは必ず守るようにしましょう。

個人的には、「録画できるかどうか」を追いかけるより先に、公式機能でどこまでできるかを確認する方が、結局は一番早くて安心できる保存方法だと思います。

2026年9月時点の情報です。配信状況・機能の仕様は変更になる場合がありますので、最新情報は公式ヘルプでもあわせてご確認ください。

この記事を書いた人

VOD TIMES 編集部のアバター VOD TIMES 編集部 VOD情報メディア「VOD TIMES」編集部

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